今こそ、幸せな孤独を
2ヵ月続く休校措置。
いつ解除されるか分からない緊急事態宣言。
経済も暮らしも見通しが立たない。
そんな中、在宅で賑やかすぎる幼い子ども達と同じ空間で、夫婦揃って在宅勤務を続けていたら、私の方が自律神経を消耗しきってしまったようです。
慣れない生活に疲れてるのもあるけれど、
世の中の状況が怖くて不安で、普段はテレビも見ないし、ツイッターも殆ど見ないのに、最近はコロナのニュースや有益かもわからない情報を読み漁るようになりました。
結果、必要以上に恐怖心を煽られ、誰かへの批判、コロナ絡みで変わってしまった人々のトラブルを見聞きするたびに動悸がする。
そんな人、実は結構多いんじゃないでしょうか?
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私は、そんな状態に陥り、
「やらなきゃ!」と思うほど家事や仕事が手につかず、頭が働かない。
しまいには、訳もなく涙が出てくるように。
たぶん刺激も情報も過多で、脳がショートした状態ですね。
必要以上に深く処理しすぎてしまう性格なので、今の状況はしんど過ぎます。
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幸い近場に空いてる実家所有の家があり、
そこで一人きりになるようにと、半ば強制的に主人が連れて行ってくれました。
(私は、相変わらず子どもを置いていけないとダダこねましたが)
子どもがいると、どうしても無刺激無情報というのは無理なので、今考えるとナイスな判断です。
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最初に私がしたのは、ツイッターやオンラインの新聞も見るのを一切辞めました。
一方的に配信されるLINEのニュースも全解除。
とにかく、刺激という刺激、ストレス要因を取り除きました。
その結果、1日目は、めちゃくちゃ暇過ぎて気がついたらずっとベランダで風に揺れる木を見て過ごしました。
この情報デトックスは、かなり効果的だったらしく、2日目、3日目からは、本が読みたくなり、耳障りのいいクラシックを聴きながら、一日中持参した本を読んで過ごしました。
お陰様で、元気に回復して頭も働くようになりボチボチお仕事再開してます。
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私は、内向的思考を重んじるタイプなので、元気を出したい時は一人きりで読書に没頭するのが一番いいのですが、もちろん元気の出し方は人それぞれですよね。
でも、私のようにもし不安感が必要以上に増幅してるなあ、と感じてる方がいらっしゃったら
情報デトックスをオススメします。
溢れかえる情報の中で、本当に必要な情報なんて1%くらいじゃないかな。
そんな大事な事なら、家族が教えてくれるはず。
あと、1時間でも一人になって孤独を(内省の時間)確保する。
私も今はどんなに子どもが喧嘩してようと部屋にこもって、イヤホンして読書したり仕事したりしております。
読書でも、素敵な画集眺めるでも、花をいけるでも何でもいいけど、受動的に受ける情報はシャットアウトし、ここの底から欲しい情報や刺激に自ら能動的に触れに行く。
そんな時間を今の生活で確保するのは相当難しいけど、それがないと、ママだってパパだって身が持ちません。
恐怖や不安が蔓延して情報過多な世の中だからこそ、情報デトックスして一人きりの時間を。
孤独は、人を幸せに引き戻してくれます。
一緒にいる家族も。
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