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無料の講座を『有料級』と謳う違和感

【このnoteは、stand FM の放送を元にしています】


今日は『無料の講座を『有料級』と謳う違和感』というテーマでお話ししたいと思います。



これ感じたことある方いらっしゃいませんか?私だけなのかな。
結構無料で講座される方、私も全然無料で講座することとかあるんですけど、それを有料級の講座をなんと無料で開催。
で、開催側がそうやって言うケースって結構あるじゃないですか。
私、あんまりそれが心動かない自分というか、違和感さえちょっと覚える自分がいるんですけど、みんなどうですかね。私だけですかね。



1つ思うのは、有料級かどうかは受ける人が決めるものだって思いませんか。
私、すごい思う。思っちゃうんだよね。受けた人がね、本当にこれは有料。本当に有料級の素晴らしい講座だったって。受ける人が感じるのはいいんですよ。受ける人が感じるのはいいんだけど、開催する側が「有料級の素晴らしい講座ですよ」って。いや、自分の講座を素晴らしい講座だって思うことは当然。別に中途半端なものを人に提供したくないだろうから。自分の中でこれはいい講座だって思うことは、決して別に否定されるものではない。



否定できるものではないということ自体は自分の商品に自信を持っているっていうことだからいいと思うんだけれども。
その「有料級ですよ」っていう言葉の裏返しはもう本当に最高の、素晴らしいってことで。どう感じるかどうかは相手次第じゃないですか、それ。形あるものないものかわらず。


私は無系商品の販売も、アパレル事業をやってるので形あるものの販売もどちらもあるんですけど、例えば私が販売してるお洋服も、そりゃ一生懸命作ってますよ。めちゃくちゃ一生懸命作ってて、別に自信がないわけじゃない。もう自信ないのに売っちゃいけないとも思うし、いい商品ができたと思って販売はしてますよ。
だけど、受け取る人がどう感じるかは別問題だって、私いつも思うようにしてるんですね。なので、 商品を販売するときにも「この商品は素晴らしい」みたいな言い方はあんまりしないようにしていて。



素晴らしいというよりも、ちゃんとその商品のリアル。
こういう思いでデザインしました。こういう思いで、こういうスペックで、こういうデザインの商品になっていますっていう。あなたの生活にはこういう風に役立つでしょうっていうことは言うんだけど、その商品が持つデメリット性っていうのもちゃんと謳うようにしてたりとかするんですね。


素材はオーガニックコットン100パーセントっていうのが1番の売りポイントだけど、逆にコットン100パーセントなのでシワになりやすいですとか、乾くのに少し時間がかかりますとか、そういうデメリット性っていうのはちゃんと伝えようとしてて、完璧な商品ではないんだよっていう。一生懸命考えて作ったし、お客様のライフスタイルのお役に立てるようにと願って作った商品ではあるんだけれども、商品は完璧であることはないんだと。



何かが優れていれば、メリットの部分があればデメリットの部分もあるっていうのがもう全ての形。あるものないもの全てそうなんじゃないかなって私は思っている部分があるので。


私は、無料講座に関しても、受け取り手がどう感じるか。それはもうこちらが「素晴らしい講座です」っていうのはこっちが決めることじゃなくて、そう思ってもらえるように努力はするけれども、最終的に相手が、相手の感じ方っていうのはもうそれが全てであって。
私が有料級だとか素晴らしい講座だって思ったとしても、受けた人がそう思わなかったら、そうじゃないんですよね。


こっちがいくらそう思ってても、相手がそう取らなかったらそうじゃないので。
それなのに、最初から「もう有料級です」ってこっちが先に謳っちゃうってることが、私はなんかすごく、「それは私に決めさせてよ」みたいな。それは受ける私が決めることであって、素晴らしい講座かどうかは私が決めることであって、あなたが決めることではないって、思っちゃうんですよね。



実際に有料級の講座ですって言って開催した後に、参加者たちから「本当に素晴らしい講座をありがとうございました」「本当に有料級の講座をありがとうございました」みたいなメッセージが多分集まるんでしょうね。
そのメッセージをシェアして、ほらね。と言わんばかりに皆さん大満足してくださってます。みたいな感じでシェアされる方とかめちゃくちゃよく見るんですけど。



でもさ、そこで思うのはさ、大体身内だったりするんだよね。自分の身内が無料講座受けてくれて、それに対していや、本当にいい講座はありがとうっていうメッセージ送ってきてくれてたりとかするんですけど、身内だったら割とそうやって言いますよね。わざわざすごいダメ出ししなくない。
あんまダメ出しする理由がないんだもん。別に受けたくないと思ったらもう受けなきゃいいだけの話で。
「ちょっとここ、こういうところわかりにくかったよ」とか「あんまり有益性なかった」とか、いちいちそんなことを言わないじゃん。



友達に髪の毛切ってもらってさ、例えば、それこそなんかちょっと微妙だなって思ったりとかしても、もう、もう頼まなきゃいいやって言って、その友人にわざわざ「え、すごいちょっと正直カット微妙だったんだけど」とか、その友達にあんまり言ったりしないじゃん 。
身内からのメッセージをあんまり鵜呑みにしない方がいいかなと私はすごく思っているのと、あと、身内じゃないご新規の方からのメッセージも、無料だからさ、無料で受けたものにそんなに文句も言う必要ない。言えないじゃん
ね。



こっちがすごいお金出したものに対して、それが全然満足できなかったら、なんか文句の1つや2つ言いたくなるかもしれないけど、お金出して受けたわけじゃないものに対してさ、いちいち「ああだこうだ」文句言ったら、クレーマーみたいで、なんか言いたくないじゃん、あまり。



だから、結局、無料の講座っていうのは、あんまりネガティブな声が集まらないんですよね。みんな無料で、こんなに素晴らしい講座開いてくれてありがとうっていう声しかほとんど返ってこないから。
まず自分が素晴らしい講座です。有料級です。って言って謳います。
で、講座やります。実際に「いや、ほんとに有料級の素晴らしい講座をどうもありがとう」っていう声が集まって、それを鵜呑みにしてシェアして。
みんなほらねと言わんばかりに、ほら、みんなすごい満足してくれてますみたいな。
結局、本当のところは、受けた人は、なんかあんまりもう有益性そんなに感じられなかったなとか、 ちょっと何言ってるかよくわかんなかったなとかって思ったことがあったとしても、ほとんどの無料講座の声っていうのは、ほとんどの人は、飲み込んで言ってないだけだと思うんですよね、私。



だから、あんまりそれを鵜呑みにしすぎると、裸の王様になってしまいがちというか。
ほら、私ってすごい、やっぱり力があるんだとか、私ってすごいんだって思っちゃって、結局そこからの成長がなかなか見られないっていうところに行っちゃうんじゃないかなって思うから、私はあんまり、 相手に役立つ商品を用意することは当たり前だけれども、それを提供した後に、本当にその商品が素晴らしいかどうかっていうのは相手が決めることであって、こっちが、こっちがもう素晴らしいですよっていうのはこっちが決めることじゃないかなって。


私は、無料の講座とか開くのは全然オッケーだと思うんだけども、それを有料級かどうかっていうのを決めるのは、自分じゃなくて相手だと思うっていうね。だから、私の場合は、あんまり、無料の講座を開くことはあるけれども、悪魔でもこういう人のためにこういう講座を開きますよっていう事実を伝えるって感じですね。



あんまり、これが有料級ですよとか、素晴らしい講座ですよとか、あんまりそういうことは謳わない。
逆に、あんまりそれを謳いすぎると、たとえ無料であっても、別にそんなに言うほどじゃなかったんだけどとかさ、思われる可能性もなきにしもあるし、満足度が低下してしまう可能性もなきにしもあらずじゃないかなって、私はちょっと正直思ったりとかしますね。


それよりも、ただただもう、あんまり誇張しすぎないというか、事実を伝えるっていうことを、無料講座の時には特に大事にしています。



今日もここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今日もこれを読んでくださっているあなたが、同じ空の下で健やかに幸せに、自分らしく過ごされることを願っております。
今日も自分だけのレールを敷いていきましょう。
素晴らしい1日をお過ごしください。



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