あなたの知らない介護の世界
急に役に立とうとしています。
元々、お役に立ちたがるおせっかい気質。
鼻につきますね。
そのため、嫌われることもありますがあまり気にしていません。
好かれることもありますからね。
ぷぷ。
それで、今日はあなたの大切な人に介護が必要になった時に頭の片隅に置いておいても損はない話をします。
まず、介護が必要になって途方に暮れたら。
必ず地域の包括支援センターにご相談を。
介護は1人でもしくは家族で背負うのはかなりリスキーです。
背負うとてね、あなた。長期間になりうると痺れますよ。痺れない人、疲れない人いません。
介護に必要なのは他人です。他人が入るの気疲れしますね。わかります。でもね、家族だけは息が詰まります。気疲れでは死にませんが、窒息は生命の危機です。
玄関をあける。これは心の玄関の話です。
介護が必要になったら、実際の玄関を開けて相談に出向き、心の玄関を開けて風通しをよくすること。開けることで、情報も優しさもテクニックも入ってきます。
そして、これだけはやらなくていいこともお伝えします。
ベッドは買わない。
いいですか。もうお布団は無理ね。となっても決してベッドは買ってはなりませんよ。
ベッドは借りるものです。
私が在宅のケアマネの仕事を始めて、1番感動したのは福祉用具貸与の充実です。
本当に安価で便利で快適な用具は山とあります。
そして何より、福祉用具貸与事業所の職員さんで感じの悪い人は1人もいません(おだんご周囲)
みなさん、どこの事業所の方も親切で迅速で丁寧。
高価なベッドを安価で借りて、搬入や搬出もお任せ。
不具合がでれば、メンテナンスに駆けつけてくれて
汚してしまったらクリーニングも可能。
状態が変われば、その時に必要な装備や特性が備えられたものに、交換もできる。
人は変わる。変化に備えた対応が可能なのは、
購入ではなく貸与です。
所有って実は縛りです。自分のものにしたという安心感は、購入品から「おまえはもう俺を簡単に手放せないだろ」と逆に拘束されたとも捉えられます。
やっと付き合えた理想の彼氏が、意外に執着心強め。みたいなこと。突き詰めたら、私何してんの?ともなります。
ベッドの世界は一夫多妻制。
選べるし、変えられるし、みんなもうすっごいから。(ちょっといやらしい言い方)
私をしょんぼりさせるのは簡単です。
うち、ベッドはいいよ。じいちゃんが40万のやつ買ったからさ。
と言われたら、そうなんですね!と笑っていますが、かなりのダメージを喰らっています。
あなたの知らない介護の世界。
本日の内容は
玄関は開けよう。ベッドは買わない。の2点。
評判良ければ続けます。
お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。