を ではなく で
監督は言った。
私は野球を教えたのではありません。
野球で人生の大切なことを教えたつもりです。
素直で謙虚で朗らかであれ。
3つの目をもて。
ありの目、鳥の目、魚の目。うおのめじゃないですよ、さかなのめ。
小さなものへの気づきをもち、
時には俯瞰から眺め、
機運の流れを見失わずに
物事の本質を見極めろ。
うまくいかない流れにある時こそ、
物事の原理原則に立ち返れ。
その成り立ちに戻る力は
素直で、謙虚で、朗らかであれば身につくものである。
生まれ持って素直である必要はない。
素直も謙虚も、朗らかも努力して身につけるものだ。
そうあれば、どこに行っても生きていける。
例えば今、苦しいだろう。
成績は思うように伸びず、模試の結果に嘆いているだろう。
努力して努力しても。
目標の場所に辿り着けなかった時。
そこはご縁のない場所であったと捉えなさい。
君たちをようこそと迎えてくれた場所が
君たちの場所だ。
そこで、素直で謙虚で朗らかでありなさい。
☆☆☆
野球を教わっていたのではなく、
息子は生きることを野球で教わっていました。
子供達が繰り返し繰り返し聞かされてきた教えは、私の胸にも響きました。
息子が野球を通して学んだこと。
それはかけがえのない道標であったこと。
胸に刻んで、前を見て進んでほしいなと思いました。
監督の出会いと共に過ごした時間は、きっと三男にとって礎になるのだと思いました。
感動と敬意を、胸に刻んだnoteです。
お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。