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つつじとルッキズムからの水沢うどんの妖精

はーい!今年も山はじめました。

冷やし中華より一足お先のスタート。おだんごです。

文フリ東京38のときに、かなこさんに

「山の話はどれに入ってるかなぁ〜」と言われ

あわあわしました。どれにも入ってなかった!

ということで、次回お店を出す時には山の話だけをまとめて


「おだんご山盛り」を作ろうと思います。


文フリ後に新たにアイデアが湧き出る

夢がMORI MORI世代、おだんごです。


久しぶりの山ですが、近所のお気に入りの馴染み山です。

山の入り口。ぺこり。
頭を垂れてご挨拶。
地面も乾いていて爽やか。
登り始めるとすぐに息があがる
ぶなのトンネル。
木漏れ日に包まれていざ。

毎度お馴染みの風景ですが、やはり気分爽快。


最近、熊の出没が相次いでおり、鈴をりんりんさせて進みます。


「私はくまを見かけたら、おにぎり入りリュックを遠くに投げる」と言ったら、夫から


「そうしておにぎりの味を知ったら、また人間を襲うようになるよ」とたしなめられました。


いつ何時も、自分さえ生き残ればよいという、意地が汚い自分が露呈しました。


このような心もちだから、先を見据えて冷静に判断する夫が授かりました。ありがたや。


すれ違う方や、途中休憩している方に挨拶します。


みなさん、気持ちの良い挨拶を返してくださいます。大抵にこにこしています。私もにこにこします。これが人と生きているということです。


気をつけてね!とか、急がなくていいよ。とか
おはようございますの後におまけでもらう言葉に思いやりがあります。


山は、人を優しく強く、ありのままにするのだと思います。わたしの意地汚さは忘れてください。


ふぅふぅ言いながら30分で山頂。さらに奥に進みもう一つの目的地の山に行き、帰ってきました。


途中でツツジが咲いていたのですが、全体的に盛りが過ぎてくたびれていました。

山頂より、雲海みえたよ
あの鐘を鳴らすわたし
火サスの崖。いつもわたしが夫から
突き落とされる妻役。
プチ縦走中


くたびれツツジ

ツツジを綺麗に撮りたいのですが、なかなか気にいるツツジに出会いません。


全部、わたしっぽい。なんかシミが出て、項垂れて、萎れている。水とかいろいろ足りない感じ。


段々、萎れツツジが自分に見えて感情移入して、私を綺麗に撮れないなんてキャメラに問題あるんじゃないの!?みたいな、アイフォンに八つ当たりする始末。


自分に蔓延るルッキズムとの戦いです。


美しいものが好きだ、瑞々しいものこそ全て。


私は、ルッキズムに支配されている……とぶつぶついいながら山を歩きました。


山歩き中に、自分のルッキズムと対峙する妻を全く気にすることなく、「蝶々が蟻の穴に引きこまれてるよ」と教えてくる夫。


自然の営みに向き合っているようでした。


帰りの道中の中腹で、3人組のぽっちゃりお姉さんたちが、ベンチにぎゅうぎゅうに座って休憩していました。


私がお姉さんと呼ぶからには、推定65〜75の女性達です。


群馬に遊びに行こうよと話をしていました。


県境はお店が少ないから、おにぎりを持っていこう。


ウキウキとした話でした。


私たちは、それぞれにその話を盗み聞きし


そして2人で同じことを思いついていました。


そうだ!水沢うどんに行こう!と。


先日、父が教えてくれた群馬県の水沢うどんの店を思い出し、たまたま泊まりに来ていた義姉と義母を誘い、出かけることにしました。


朝、山に登り、昼に美味しいうどんを食べる。

ちなみにつゆはごまだれもおすすめ


幸多き1日となりました。


山にいる3人組のお姉さん達は、多分水沢うどんに私たちを導く妖精でした。


ルッキズムに囚われていたことを蹴散らす、和やかで元気な明るさ。


私もそちら方面の妖精を目指します。


#note
#山登り
#水沢うどん



お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。