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私の若い人


先日、為末大さんが多様性の時代を生きる際、「自分の年齢プラスマイナス20歳の方と交流を深めるのは有効ではないだろうか」という発言をされたということを、ネットニュースで目にしました。


ニュースではその発言に対して意見が多数寄せられたことで、為末さんはアカウントを凍結されてしまったことが報じられていて、「解凍してほしいです」とユーモア混じりに仰られている為末さんの姿勢が、私にはとても好ましく思えました。強い感情に対して、こうした柔らかい対応ができるところに、敬意を抱きます。


この報道に対して思うところはさておき、私にもマイナス20にあたるかあたらないかのお友達がいます。


ちなみにプラス20の方は自信あります。毎日触れ合ってます。交流過多です。お友達よりなんなら深めにお付き合いしてます。


ちなみに、私より年若いお相手のみなさんが私を友達と認識しているか?は謎です。でも、私は語彙力がないので、この繋がりを友達以外の何?と思っています。


noteをしていなければ、こんな繋がりは生まれなかったし、到底想像もできませんでした。


noteの街を生きることは、自然に多様性の社会に順応していることなのかもしれない。そんな風に思っています。


文フリに出店した際に、私の若い人達も遊びに来てくれました。


私のnoteの読者層は主に同世代、もしくは少しお兄さんやお姉さんが主流です。


その中で、読みに来てくれて仲良くしてくれている希少な若い人達について今日はお話ししたいと思います。


最初にお店に来てくれたのはつるちゃんでした。(普段、noteでつるるさんと呼んでいますが、会ったらつるちゃんでした)
馴れ馴れしいですがつる・るるるさんのことです。
たまたま同伴していた、いかにも品のある文学好青年がまさかの白鉛筆さんで、はじめましてのご挨拶をさせていただきました。

中年あるあるで、つるちゃんの「白鉛筆さんですよ」のご紹介がよく聞き取れないまま、にこにこしていて、徐々にえーっ!あのコッシーさんがめっちゃ推してる人だよね!!みたいな時差ありの盛り上がりをしてしまいました。失礼しました。


つるちゃんが、本を選ぶ時に「おだんごさん、またお店しますか?」と聞いてくれました。私にはその時に未来は想像できていませんでしたが、でも「つるちゃん、買うなら1冊でいいよ、また会う時にまた買ってよ」と言った気がします。


私もつるちゃんの本を1冊ずつ買っています。この日、実は「お邪魔しますがただいまになった日」の密輸をしました。こっそりと取引しました。袋に塩大福が入っていて、密輸のカモフラージュのようだ!と1人盛り上がりました。もちろん、差し入れという名前のお心遣いでしょうが、周到なつるちゃんの愛と優しさを感じました。


文フリの終わり頃、階段でつるちゃんに会った時、「またね」と手を振りました。「またね」が似合う笑顔でした。綺麗で女優さんみたいな華やかさの裏に、全裸ビールの潔さを感じて嬉しくなりました。


みりちゃんも来てくれました。私のアイコンを毎年誕生日に描いてくれている、みりこさんです。
みりちゃんは想像していたより、スリムさんで
「大丈夫?ご飯食べてるの?」って聞くと
「うん、元気で生きてます」というので、そうかそうかと頷きました。

本当に可愛くて可愛くて、しかもダーリンも一緒にきてくれました。ダーリンはもう文句なしのいい男です。顔の造作はもちろんですが、みりちゃんと一緒に出向いてあんな優しい佇まいでにこやかな様子は、心の温かさがなければ成立しません。


私もあやしもさんもくまさんも、ともさんもそこら中がみりこファンなので、興奮してヒーヒー言いました。

作品のキャラが目の前に現れたらこうなる。という見本みたいに喜びました。


私は本当はみりちゃんのアクスタを店頭に飾ろうと思っていたのに、新潟を出る直前にバッグを変えてしまい、忘れてきてしまいました。


それをみりちゃんに話すと、持ってくればよかった…と言ってくれて愛しかったわ!

普段の我が家。
結局松潤を見てしまうアクスタ。

今回作成した本の表紙のおだんごやの暖簾は、当初違う色でしたが、みりちゃんが描いてくれたおだんごやの暖簾と同じにしてください。と着ぐるみさんに頼みました。みりちゃんへの愛と敬意を私なりに詰め込んだつもりです。


みりちゃんはSNSの繋がりに対して、きちんとしたルールとリスク管理をしています。


それでも一緒に写真を撮ってくれて、嬉しかった。信じてくれているんだなとじーんとしました。みりちゃん、ダーリンありがとう。


桃ちゃんもぺこりんとやってきてくれました。
「おだんごさん、桃子さんだよ!」というあやしもさんやくまさんの声に、はっ!とすると
目の前に、恋焦がれた存在が!


やはり、妖精でした。妖精の数え方がわかりませんが2匹というか、2人でした。


純粋と愛情と優しさを捏ねてまとめて、忘れずにスパイスを少々。(私は腹黒ももちゃんも好物)それを発酵したらこうなるのか。みたいな、2人でした。
似たもの夫婦。


みりちゃんも桃ちゃんもそうですが、結婚された時、無茶苦茶嬉しかったんです。


結婚は幸せを約束する全てではないけれど、私は大好きな人と一緒に生きていこうという姿勢に、どうしたって嬉しくなるのです。


視点は2倍、力も2倍、体験も2倍。時に半分こもできる。


きっとたくさん思うようにならないこともあるだろうけれど、だからこそのおめでとうです。


「おだんごさん、お母さんにも買おうと思うけど、どれがいいかな」と桃ちゃんが聞いてくれました。


私はね、やっぱり桃ちゃんのご家族の話がとても好きだから、つぶとこしかな。と言いました。


子供を真剣に愛して育てたら、桃ちゃんみたいになるんだ。という思い。桃ちゃんのお母様は時々、私のnoteを読んでくださるようで、お母様へのリスペクトと感謝を家族の話でお伝えしたい。と思いました。


沢山は話せなかったです。人で混み合う場から、静かに離れていく2人の背中を見て、桃ちゃんのnoteを読み終わる時の余韻と同じような清々しさや、ああ、終わっちゃったの寂しさも感じました。


夕方、だいぶ人並みが落ち着いた頃に、プッククンが来てくれました。


店の開店からほどなくして、りみっとさんが来てくれた時にプッククンのコメント欄でお見かけしています。とおっしゃってくださり、ああ、そういえば!!そうですよね!と盛り上がりました。


プッククンの漫画の魅力を分かち合えたことが嬉しくて、りみっとさんのことをお伝えしました。


プッククンとは随分と前に作品についてやり取りをしたことがありました。


文章を書くこと、漫画を描くこと。書きつづけること、生み出しつづける難しさ。そしてやってみたいこと。


短い時間ですが、そのスタンスや想いを話すことができたことに満たされました。


おだんごさんは、まだ、書きますか?の質問に
自分が笑顔でもちろん書くよ!と伝えられたことも忘れないです。


プッククンの一言が、私のこれからへの決意をクリアにしてくれました。


私とつながりを持ってくれている、年若い友人達を、私は総じてリスペクトしています。


生み出す作品にのけぞり、アイデアにひれ伏し
打ちのめされます。


だからこそ、愛しているとも言えます。


そんな繋がりの結び目が、ぎゅっと固くなるような、実際に会うということはそういうことでありました。


最後に、はじめましてでお会いした椎名ピザさんと納豆ご飯さんのご夫婦。


まさか、お会いするまでこんな若い方だとは存じ上げず、小さな娘さんを子育て真っ只中で創作を楽しまれているとは驚愕でした。


手練れの熟年夫婦だと思ってたよ!!!


私にはできなかったことを、軽やかにもちろん実情はてんてこ舞いでしょうが、自然体で取り組まれている姿に、羨ましさと尊敬しか生まれません。


「食品名同士、美味しく書いていきましょう!」という私に、「はい!」と元気よく答えてくれたノリのいいお二人を忘れられません。


また、幸せになってほしい若者が増えた!


なんたる幸せと思っています。






お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。