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相性があわない


今、本作りをしています。厳密にいうと、noteで書いてきたものを、紙ベースに落とし込む作業をしているのですが、自分の書いたものを紙に写して初めて気づいたことがあります。


やばい、私の文章は紙と相性が悪い。という事実でした。


noteだから許容されていた綻びが、するすると解けて、自分の文章には足がないと気づきました。

ああ、おばけみたいだ。根無草のように所在無げに、ふわふわと漂う文章達。


紙に文章が落ち着かない。文章力がないということに打ちのめされました。


まずいな…と思いました。


友達が、自分の文章を本にまとめようとは思わない。と話していたことがわかりました。


おしゃべりをするみたいに、独り言みたいに綴った言葉や想いを、一つにまとめ上げる怖さを身に染みて感じました。


バカだなあ、私は。やっぱりバカだ。


思慮不足で、怖いもの知らずで、恥かきだ。


それでも、引き返すことはできない。


たとえおばけの文章達でも、私の愛すべきnote達は「できない子ほどかわいい」というどうしようもない存在なのです。


今、本作りをしています。私の文章力にはスタミナも筋力も不足しています。
それでも、書いて書いて書いてきた4年間のいろいろを一冊に落とし込みまとめ上げることにしました。


私の嘆きを、慰めるのではなく励ますのではなく笑い飛ばしてくれた仲間が伴走してくれています。そちらの種明かしはもう少し先にしましょうかね。


2024年5月19日。


文学フリマ東京38にて、本を売ります。言ったからには作り上げないと。


「おだんごや」という屋号です。


プロやセミプロが集う会場で、イロモノ素人として楽しむ所存です。


もしもご都合がつきましたら、遊びに来てください。


相性の合わない紙と、私の文章がどんなふうに折り合いをつけたのか。ひやかしにきてもらえたら幸いです。


またこの出店に際しまして、新たな企画を考えています。
来られない方も楽しく参加できるものを頭でぐるぐるしていますので、私と遊んでください。


#文学フリマ東京38
#おだんごや

お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。