裁判傍聴 2012年 心斎橋無差別殺人事件 ②磯飛京三の生い立ち 



1975年生まれ 当時39歳

両親、兄二人の末っ子

被告人が、5歳の時に母が病気で死去
歳の離れた兄は家を出ていたので、ほぼ父と二人暮らしの日々。
小学生時代はやんちゃで活発。
運転代行業の父は夕方から朝にかけて仕事のため不在。ずっと学校から帰宅してからは一人で過ごす日々。

中学校時代
サッカー部所属

喧嘩が多かった。

2年生の時の担任の先生が高校へは行くように勧めてくれる。

放課後時間をとってくれて「二人で話そうや」と自分の話を聞いてくれた。

弁護士「どう感じましたか。」
被告人「、、、。嬉しかったです。」

後に成人式で先生と再会し、「結婚式には呼んでくれ!」と約束。

(今回の裁判では、弁護側の証人尋問にて当教諭と実兄が出廷している。が、その裁判は抽選で外れ、傍聴が叶わなかった。)

高校に進学したが一年生の一学期で喧嘩が理由となり停学。
その後自ら退学し、親方 荻野目さんの経営する塗装業に就く。

同時期にシンナーと覚醒剤を覚え、勤務中も度々覚醒剤を使用。
そのため、仕事を休むことも度々あった。

その後、覚醒剤現行犯で初めて逮捕される。
未成年及び初犯につき執行猶予の判決であった。
19歳にて結婚及び長女誕生。
弁護士「娘さんはどうでしたか。」
被告人「可愛かったです。」

真面目に働かなければ、と再度荻野目さんに雇用してもらい、塗装業に就く。
しかし覚醒剤はやめられなかった。

再び覚醒剤使用にて逮捕及び実刑。

妻から離婚され、兄弟からも絶縁された。

荻野目さんには出所するたびにお世話になっている。
最後の服役は2012年5月末新潟刑務所。
ここからも一番に荻野目さんに連絡し、雇用を請うている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?