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いのちは震え

日本の神様の枕言葉は 
「千早振る」  
つまりは高速振動してるということ
  
すべては振動でできていることは 
科学の世界でも常識だけど 
 
細かく振動していたら 
スピリチュアル業界がいう 
波動が高いということだし
荒々しく振動しているのは
波動が低いということになるけど 
 
神道の世界での言葉は
千早振る 
荒ぶる
  
と表現してる。 
 
すごいよね、 
太古の時代から 
日本の先人たちは 
いのちは震えだということを知ったんだね。
 
人は本来 
千早振る存在だけど 
 
日常生きていたら 
様々な気掛かりや気枯れ(けがれ)が起こり 
荒ぶるもの。
 
それは、肉体を纏い、 
限りある身(かみ)として 
この世界に生まれたから  
当たり前のことなんだって
 
だってね  
そもそも
わたし達は生きていたい 
死にたくない 
という生存欲求がある。 
 
だから 
人は危険を避けようと生きていくし 
安定的に生きるために 
様々な魔(間)がさすもの
 
だから、生きていたら 
気掛かり、気枯れ(けがれ)がおこる
自分の直霊からずれるのも 
荒ぶるのも当たり前
 
 
生活していたら 
部屋は知らない間に散らかるのと同じように 
散らかることが悪いんじゃなくて  
当たり前にちらかるから
毎日掃除したほうが気持ちいいよねーってことが
神道でいう鎮魂禊祓い 
 
瞑想やマインドフルネスとか
いろいろな方法があるけど
目的はどれも同じよね。

ただ、古神道の鎮魂禊行は
言霊や身体動作、
静と動
緩と急 
さまざまな叡智が結集しているから
いつもすごいなーーって思う。

わたしたちって
何かをするとき
目的を追いすぎる癖があるよね。
 
 
これをやるとどうなるんですか?
どんな効果があるんですか?

古神道講座の矢加部先生が
初め

「目的を追いすぎると本質からずれる」
おっしゃっていたんだけど 
本当にそうだと思う。 
 


これをやるとどうなるんですか?
どんな効果があるんですか?

この質問をする人の多くは 
一段飛ばし、二段飛ばしで 
大きく人生が変わる機会はないかと
迷子になることが多いよね。 
 
といっているわたしだって 
迷子ちゃんだったからよくわかる。 
 
でも、大変なこと
めんどくさいことを
すっ飛ばして
頭の思考だけ
その時だけで
何かを得ようとしたり 
 
しあわせそうな人を見て
○○さんだからできるんですよね
とか言うのって
なんか本当に下品で失礼だなって思う。

身体は本音をしっていて
その身体の本音と
言葉が一致したとき
初めて現実に姿を表す。 
  
どうやったら 
一致するかといえば 

結局は 
日々淡々と
ただ生きる
それだけなんだよね。

 
今ここにあること 
それだけなんだと

 
でもそれは
行を通してとか 
何か特別なことをしないと 
できないこととかではなくってさ、
日々の暮らしの当たり前の所作の中で
「今ここにある」ことで
出来ることなんだなってわかった。

 
今、すぐ何かの結果を出そうとしたり 
目的を追いすぎてはいけない。  

そう丁寧に
「いまここ」にあるとき 
その地味な内側の積み重ねが
ある日気づいたらこうなっていたということに繋がっていく。

気掛かりとなる
心配や不安の多くは
未来や過去にある。 
 
「今ここ」には
なにもないよ。 
 
「今ここ」 
に自分を戻し、
命を震えさせたなら 
 
その振動は
次の瞬間の振動へと繋がっていく。  

 
震わしたいね 

せっかく、この身体をもってわたしと生まれてきたんだから 

 


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