10/17 人が多いから嫌だ

11日(学校に私と行った日)以降、息子は学校には行っていない。
毎朝どうするか確認するようにしていたけれど、行かない、を基本にして、行きたい時には「行く」と息子から言ってもらうことにした。

学びたい、をサポートする環境はどうしたら整えられるだろうか、と夫と話して、近所にある塾に通うことにした。
(自分のペースで学習を進めて、先生にわからないことを質問する、というスタイルの塾)

事前に先生と私で今の息子の状況もお話をした上で、月曜日に息子と見学と学習進度のテストに行く。
事前にお話しした際には、本人が行きたいかどうかですよ、と仰る先生。

見学に行く前には息子は楽しみにしていて、折り紙を私のところに持ってきた。
名前、学年、好きなこと、好きな食べ物って項目を書いて、と私に言う。
折り紙の裏に項目を書いて渡すと、自分で自己紹介を書いた。
先生に渡すつもりらしい。

最初に行った時には、先生の前で黙り込んだ息子。
折り紙も出さない。
理由を聞いても何も言わないので、一度教室を出てから尋ねると、「人が多いから嫌だ」と言う。
もう一度教室に入って、先生にその旨を伝える。

もう少ししたら人が少なくなるから、その頃ではいかがですか、と1時間後に来ることにする。
一度家に戻って、1時間後に家を出る時には、「行くよ」と息子が私の腕を引っ張って家を出た。

テストのために教室に息子を預けて、また1時間後に戻る。
戻った時には、教室には慣れた感じでブロックをいくつかいじっていた。
息子の前で先生と話して、息子に「行きたい?」と聞く。
なかなか返事をしないので、じゃあ書いて書いて、と紙を渡す。
私に見えないように書いて、渡してきた紙には「イエス」。

紙を見せながら行きたいと言ってます、と先生にお伝えして通うことになった。

折り紙は先生に渡さないの? と息子を促すと、私に渡してくる。
かーちゃんが渡していい? と聞くと、小さく頷く。
先生にお渡しすると、好きなこと欄に「プログラミング」とあるのを見て、先生は以前エンジニアとして飛行機の制御をするお仕事をしていたんだよ、プログラミングはおもしろいよね、と教えてくださった。

次に行くのは木曜日。
息子にとって、学びたい、が満たされる場所になるといいなぁ。

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