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エントロピー増大の法則

エントロピー
1865年ドイツの物理学者ルドルフ・クラウジウス(1822-1888)が、つけた
 
変化の意味のギリシャ語 トロピー
中への意味を持つ エン
 
エントロピーが何を表しているか
自然現象はある一定の方向にしか進まない
「全体のエントロピーが増大する方向にしかすすまない」
 
周りより温かいものが自然に冷える
高いところから落とした物体はとまる
鉄はだんだん錆びる
活動するために炭水化物を取る
芳香剤の匂いが広がる
 
こうゆう現象はエントロピーが
増大しているから

 
エントロピーがどのくらいの速さで
起こるかはわからない
 
木や紙は、本来なら
大気中においておくと二酸化炭素と水になるはず。

火をつけて温度を高くすると
メラメラ燃えて二酸化炭素と水になるけど、本当は火をつけなくてもなる。


そのほうが全体のエントロピーが増えるから。でも、そうならない。
 
それは、変化の速さが遅いから。

 
わたしたちの身体も
炭素と水素と酸素がほとんど。

だから、、本来なら
大気中では二酸化炭素と水になる方が全体のエントロピーは増える。

でも、変化の速さがおそいから
わたしたちの身体はカタチを保っていられる
 
 

エントロピーをみるときに
大切なことは
「変化を考えるときに、常に全体をみる」
ということ
 
熱力学の用語では、
興味ある部分を「系」
それ以外の部分を「外界」
系と外界を、あわせて「全宇宙」という
 
 
エネルギーには質がある
質は、たくさん仕事ができるかどうか
で決まる
 

ポテンシャルエネルギーと
運動エネルギーを合わせて
力学的エネルギーという
 
 
エントロピーが増大していくなかで
この地球には、
質の悪いエネルギーがたまっていく

地球は増大したエントロピーを
宇宙空間に捨てている。 

 
夜に、地表から宇宙空間に
熱、という形態で捨てている
 
太陽から来る太陽光は
質の高いエネルギーで
 
地球が捨てる熱は質の悪い、
エントロピーが増大したエネルギー

  
地球🌏が
宇宙空間にエントロピーを放出できるのは
水の役割があるからだ。
 

水の蒸発は熱を吸収することによって、
存在空間を広げることができる。
 

水の蒸発とは
熱エネルギーのエントロピーを
物質のエントロピーに、変換する現象
 

水は
地表で蒸発
(地表のエネルギーのエントロピーの吸収)

→大気上部で凝縮
(宇宙空間にエネルギーのエントロピーの放出)

→雨になって地表に戻る
 
水は、
地表のエントロピーをせっせと
大気上部に運んでは、

そこから宇宙空間に熱として捨てるという
ポンプの役割をはたしてくれている 
 

地球🌏が宇宙へ捨てている
エントロピーは
9×100000000000000000000J/K
(0が20こ)
これは、、人間滑動とは関係ない。

 
人類の活動によって発生させている
エントロピーは、
2×1000000000000000000J/K
(0が18こ。2つ少ない。笑)
 

 
つまり、
人間活動によって増大するエントロピーは
自然活動のエントロピー増大の
数百分の1程度でしかない。
 

ただ、化石燃料はいつかかならず枯渇する
 
再生可能エネルギーの導入は
自然に起こるエントロピーの増大を
人間社会に取り込んで
わたしたちの役に立つかたちで、
エントロピーの増大をおこなうことにつながる。
 
 

それは
人間社会を自然のエントロピー増大と廃棄の流れの中に組み込むこと。
 
 
この世は本質的には
とびとび、になっている
 
その最小単位は
あまりに感覚が狭いのでわたしたちは
とびとび、、の状態を感じない

 
これに注目すると
エネルギーが量子化されているという
 
——————————-
 
 
 
エントロピーは
量子力学にもつながっているのだね。
 
もはや
最後のほうはよくわからないけど。


わたしがエントロピー
気になったのは
身体を作り出す細胞が
エントロピーで増大していくなかで
 
体のエントロピーは
どうに排出されるのかなって
気になったところ。
 
意思が関係してるんじゃないかなと
思ったけど。

というか
どこかでそうにきいたような気がしている。
 
この本の答えは
変化のスピードが遅いってことだったね。
 
意味わからないけど
おもしろいエントロピー。
 
また
 
マックスウェル・ボルツマン分布という
アルゴン原子の動くスピードの図がある。

352m/sで運動している原子が一番多くて
平均速度は430m/sということだ。
 
これがなんじゃって
感じなんだけど

 

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