🟡🟠現代の社会を知る、伝える。🟠🟡

皆さん、こんにちは!!
「知る、伝える。ボランティア」に所属している大学2年のあまです🙂

今回は、私が考える「知る、伝える。ボランティア」について話していこうと思います!!

🟠①「知る、伝える。ボランティア」に入った理由🟠

 私は、大学では社会学を学んでおり、もともと現代の日本が抱える問題に興味がありました。しかし、大学入学した途端、コロナ禍になってしまい、授業はオンラインがほとんど、課外活動やインタビュー調査はほとんどが中止となってしまいました、、
そんな中で、インターネットや文献から情報を得るだけでなく、自分で実際に現場を見たり、参加する機会を得ていきたいと考えるようになりました。
そして、興味のある「居場所」に関われるようなボランティアに参加しようと考えました!!
 そこで、見つかったのが「知る、伝える。ボランティア」でした。「知る、伝える。ボランティア」は、「取材し、記事にして伝える。」という活動を行っており、自分が学んでいる社会学と関連しているなと感じ、とても興味がわきました。

🟠②これまで行った活動について🟠

 私は、現在「子ども食堂取材プロジェクト」「麦田地域プロジェクト」に所属し、活動しています。

「子ども食堂取材プロジェクト」ではこれまで、
🟢「ノヴィーニェ子ども食堂」
🟢「ホッとサロンすくすく」
🟢「コミュニティだんだん」(大田区)

の3カ所の子ども食堂への取材を行うことができました。
「子ども食堂」といっても、それぞれ、活動への思い・活動形態・これからの展望、、などが異なっており、様々な考えをもつ方々からお話を聞くことができ、毎回の取材がとても楽しみです!!
これからも、子ども食堂への取材を進めていきたいと考えています!

 一方、「麦田地域プロジェクト」では、麦田元気朝市にボランティアとして参加し、学生ブースの出店などを行っています。また、来月の朝市に向けて、「朝市の方々への取材」を行い、記事にして発信していく予定です!
毎月第2日曜日に開催される朝市に参加しているのですが、毎回来てくれている子ども達と仲が深まってきていて、なんだか嬉しい気持ちになります。
また、朝市には地域のケアプラザの方、町内会の方、、など様々な方々が参加しており、それらの方々と話しをすることで、自分の中にはない、新たな発見を見つけることもできているなと感じています。

🟠③活動を通して得られたこと、活動の原動力🟠

 私が、「知る、伝える。ボランティア」を通して、1番印象に残っていることは、3つの子ども食堂への取材です。
3つの子ども食堂を取材することで、それぞれの子ども食堂の異なる部分、実は重なり合っている部分、、が見えてきました。

 子ども食堂への取材を通して知ったこと・感じたことは大きく分けて2つあります。

🟢日本では、地域のコミュニティ・つながりが薄く、その中で「孤立」が引 き起こされていること

🟢子ども食堂が貧困を解決するツールではなく、人のあたたかさに気づくことができる場所である

 1つ目の事柄に関しては、「ノヴィーニェ子ども食堂」「ホッとサロンすくすく」への取材を行う中で感じました。「ノヴィーニェ子ども食堂」はアフリカ出身の方が運営している子ども食堂、「ホッとサロンすくすく」は主にひとり親支援を行っている子ども食堂、と2つの子ども食堂は大きく異なっているように思っていたのですが、取材を行う中でどちらも「孤立」という共通の問題意識をもっていることを感じました。
 「ノヴィーニェ子ども食堂」の方は、アフリカと日本を比較する中で、「アフリカのスラムはインフラなどの設備が整っていないが、村の人々同士でご飯を食べたり、子どもと遊んだり、つながりがある。一方で、日本はインフラや物質的な豊かさがある反面、地域でのつながりがなく、人々が孤立してしまっている」ということをおっしゃっていました。
ホッとサロンすくすくの方は、「ひとり親家庭のお母さんは、生活が仕事と家庭の往復になってしまい、孤立しやすい環境にある」「そのような中で、様々な問題を一人で抱え込んでしまう」ということをおっしゃっていました。

 コロナ禍で、「孤立」の問題が取り上げられる機会が多くなっていましたが、2つの子ども食堂の方々のそれぞれの「孤立」の問題意識を知る中で、様々な方向から「孤立」を捉えていくことの必要性に気づかされました。

 2つ目の事柄は、子ども食堂1号店の「コミュニティだんだん」への取材を行う中で感じました。取材の中で、「子ども食堂で貧困の子ども達を助けることはできない」「人ってやっぱり良いな、そういうことに気づける場所が子ども食堂」という言葉が印象に残っています。
 近年、子ども食堂は「貧困を解決するツール」として捉えられています。しかし子ども食堂は、あくまでもボランタリーな活動であり、それだからこそ、人と人とが関わり合え、助け合える場所となっているのだということに気づかされました。
 このような点を意識しながら、今後、子ども食堂について考えていきたいと思いました。

 このように、取材を重ねていく中で新たな発見や関心・疑問点が生まれて、その新たな関心・疑問点が、次の取材への原動力になっているなと感じています。

🟠④おわりに🟠

 これからも、「知る、伝える。ボランティア」の活動・取材を重ねて行くことで、何かの物事を語る際に、「誰かから聞いたこと、教えてもらったこと」だけでなく、「自分が見て、体験し、知ったこと」をあわせて伝えられるようになりたいと思います。






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