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画家 フィンセント・ファン・ゴッホが描いたひまわり

ゴッホのひまわりをご紹介いたします。

ゴッホのひまわりとは?

1888年に画家の“フィンセントファンゴッホ”が描いたひまわりの作品。
ご存知の方も多いと思います。

1889年フィラデルフィア美術館(アメリカ)に収蔵されています。

ゴッホはひまわりを全部で7作品描いています。
世界に7作品ある中の1作品がなんと日本。

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に収蔵されています。

ゴッホのひまわり【品種・魅力・豆知識】

品種

ゴッホが描いた作品の題材となったひまわりは
一重咲きと八重咲きが混合したもの。

“ビンセントシリーズ”として有名です。

その特徴は

  • 明るい、パッとしたオレンジ色

  • 花粉が出ない

  • 背が高い

  • 分岐系

  • 八重咲き・一重咲き

魅力

ゴッホのひまわりは

まばゆい南フランスの太陽
そして彼が体現しようとしているユートピアの象徴

彼の夢だったユートピアの実現は
叶うことなくこの世を去ってしまいました。

しかし、南仏の太陽のもと向日葵を描いたアルルでの日々は
彼にとって人生最良の時間だったと考えられています。

豆知識

ゴッホのひまわりには、3つのポイントが隠されています。

  1. 色の組み合わせ

  2. 枯れているひまわり

  3. 15本のひまわり

それぞれ意味を解説していきます。

色の組み合わせ

色の組み合わせ「補色」について研究していた。

当時あまり馴染みのなかった正反対に位置する関係の色同士
を使用し描いていました。

ひまわりの絵に、青の背景と黄色のひまわりを組み合わせ
互いを引き立たせる作品を見事に完成させました。

枯れているひまわり

描かれているひまわりが茶色っぽく見えるのは変色が原因。

ゴッホが当時市場に出回り始めた工業用の顔料を黄色を
使用したことから変色に繋がったとされています。

当時の黄色の顔料である“カドミウムイエロー”は
空気に晒されると色味が紫外線により
茶色に変化するという特徴がありました。

15本のひまわり

ゴッホが画家仲間と共同生活をするために借りた“アルルの家”
ゴッホがアルルの家に呼ぶ予定だった画家の人数と
ゴーギャン、弟のテオドルスを合わせた人数が15人だったこと
がきっかけと言われています。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

まとめ

今回は、ゴッホが描いたひまわりについて解説しました。
品種や魅力などを知識を知った上で絵画を
ご覧になっていただけたらと思います!

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