ママ友へ送る更年期カフェ講座
講座は基本オンラインになってたけど、初めてのリアル講座を開催しよう。保育園から付き合いのある近所のママ友に声をかけたら喜んで来てくれた。「PMSで悩んでたけど更年期も気になるー」というプレ更年期世代から「実は最近不調で病院に行こうか迷ってた」っていう真っ只中更年期世代まで4人ほど。
カフェ気分でゆるゆると
コロナになってからうちでお茶する機会もなかったので、さとcafeをオープンさせて。コーヒー豆がきれていたので、朝からスタバへ行って3種の豆を買ってフレンチローストとパイクプレイスの2種を挽いてもらう。紅茶はアッサムとダージリンを用意。ハーブティは頂き物を少し。スイーツは、米粉のバウムクーヘンを用意していたら、手作りのシフォンケーキ、豆腐屋のシフォンケーキ、マドレーヌなど手土産が集まり、まさにカフェになってきた。
一通りのおしゃべりが1時間ほど続いた後に、講座をスタート。フリップを見せながら、ホルモンの変化や役割、症状の原因を説明していく。するとまさに今「のぼせ」「イライラ」「不眠」と症状が・・・と生の声がポロポロ出てきた。
自律神経を整える呼吸法、肩こり解消、骨盤を整える体操は、リアルでやるとやっぱりいい。オンラインの画面越しだと、一人ひとりの動きをちゃんと見られないし、表情も確認できないからね。ヨガインストラクターでもあるママがいたので腹式呼吸や体操はお手のもので、いつかヨガ&更年期講座のコラボをしようって話にも。お茶しながらの講座は、雑談をはさみながら和気藹々に。
仕事と暮らしと、、、
キャリアデザインワークは、自分の暮らし、仕事などを客観的に捉えて、これから起こり得るさまざまな出来事に丸腰で迎えるのではなく、心の準備をしておこうというもの。さらに、こうありたいと願う自分の人生を描いていこうというもの。自分の意志ではコントロールできない暮らしに関すること。主に介護では、家族構成も知った仲なので、自分たちの親が認知症や癌を患っていること、それに伴う心配事の話が自然と出ていて、そうだよね〜と顔を見合わせる。
さらに仕事への向きあい方についても関心が高い。この歳になると上司からも後輩からもあれこれ期待や要求をされ、気づくといっぱいいっぱいになっていたりする。ママ友の一人は、あまりにキツかったために長年勤めた仕事を辞めて、専業主婦になり、1年くらいゆっくりすると言っていた。それなのに実際は、たっぷりある時間を持て余し、自分が何も生み出さないことが落ち着かないのか4カ月目で職探しをし、5カ月目には週3勤務の事務の仕事を見つけたらしい。今はバランス取れた生活ができているみたい。
40代、50代の私たち。これまでの生き方を振り返り、人生後半戦に向けた準備をするときなのかもしれない。順調な人はそのまま仕事の幅を広げて、こんなはずじゃなかったと思う人は、いったんそこから離れてみるのもいいかも。一度きりの人生だからね。いつだって自分が主役、そう他人軸ではなく自分軸でモノゴトを考えられるようにしていかないと。
あっという間にカフェ講座は終わり、雑談と質問タイムが盛り上がる。雑談が本丸にもなっているような。それでいい。コミュニティはとても大切なもので、このような自宅カフェでのおしゃべりは、精神の安定にとてもいい。
更年期はいま、社会全体で考えていくべき課題。女性だけでない。男性更年期にもスポットが当たり始めているから。更年期をポジティブに捉えて、広く知ってもらうために、私ができることを小さいところから見つけていこうと思う、そんな一日だった。
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