本は「補助線」を増やし、世界観を広げてくれる - 『荒木博行のbook cafe』#今日のVoicy #Voicy

2020年2月20日 13:50

本とは、言葉を生み出す「補助線」である。

今日は、本を読む意味を見出だせなかったり、本を読むのが苦手な人に聴いてほしい回です。（3チャプター目のこと）

書籍要約サービスを提供するフライヤーにてCOOを務めるとともに、「世界倒産図鑑」、「見るだけでわかる！ビジネス書図鑑」の執筆者、グロービス経営大学院の教員でもある、荒木博行さん。

書籍の内容を要約して毎日紹介し、そして書籍の著者との対談も放送されている中で、直近では400回記念放送回が、万人に聴いてほしいエッセンスがぎゅっと詰まった内容だったと思います。

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本とは、言葉を生み出す「補助線」である。

自分自身の中に、日々コンテンツが貯まっていく「器」があるとして、本を読むごとにその「器」に貯めていくのと同時に、本は内面を引き出してくれる。

人は「補助線」を持つことによって、その延長に「世界観」を投影することができる。

その補助線が少ないと、多様な世界観を持つことは難しい。

「器」に溜め込んでいくと同時に、いろんな補助線を持っておくことで、その先にいろんな世界観を投影することができる、ということ。

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荒木さんが400回以上、対談・本の紹介をしていく中で

補助線が似通ってくると、答えが似通ってきちゃう
同じようなことしか語れない、貧しい人生になってしまう

ということに気付いたそうです。

「あ、最近の私、似たようなことしか喋っていないな」という自分にふと気づくとき、ありますよね？

「これを売りたい！これを極めたい！」と思いながら過ごしていると、すべての情報がその目的のための情報として吸収される感覚。

（もちろんこれはこれで良いと、私は思いますが。）

ただ、荒木さん曰く、補助線を持っていないということは、レンズをかけかえられない人になってしまうということ。

違う言葉・違うレンズで語れるようにするために、幅広く本を読むことが大事です。小説とか、童話とか、事典とか。

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荒木さんが最近読んだ本『読書からはじまる』（長田弘）は、読書をする意味について考えさせられるそうで。

「〜のように美しい」という言葉のときに「〜〜」に何を入れますか？

あなたはどんな言葉を入れますか？

どんな言葉を入れるかによって、あなたの人生観やどんなレンズをかけて世の中を見ているのかが現れます。

いろんな表現が出てくるなら、それは豊かな人なのかもしれない。

「専門家の弊害」という言葉があるように、ある領域を極めすぎてしまうと「閉じた世界での全能感」を持ってしまう。

どんな人生を送りたいかは人それぞれですが、

常に世界を広げ、補助線をいっぱい持ちながら、生きていくこともステキなのでは？

などと感じた放送でした。（今日も今日とて、至って真面目、、、！笑）

今週末、そろそろインプットが枯渇している私は、届いた『D2C』を読みます！その前にこの対談を聴くぞーーっ！

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（私もVoicyのとあるチャンネルで喋っておりますが、リスナーのコメントが飛び跳ねるほど嬉しいです。喋ったことが誰かに届いているのか分からないときの不安ったらありゃしない。。。）

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Voicy社員であるえのちゃんが、非公式で勝手に毎日1チャンネルずつ紹介していく連載モノです。

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Voicyのリスナーコミュニティ「Voicyファンラボ」1期生から、Voicyのことを好きになりすぎて、そのまま入社しちゃった社会人3年目です。

コミュニティマネージャーとして、リスナーコミュニティをつくったり、イベント企画運営したり、パーソナリティのサポートやコミュニティづくりをしています。

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