見出し画像

内なる星を辿る旅 5th 〜山羊座満月〜

「マントラを聞くことに集中して」と言われてよく聞くようにした。
目を瞑ると一つひとつの音がよく聞こえる。
発せられる音の真ん中を感じたい。

私は普段、よく目を使っている。
思い浮かぶのは、朝会が終わって教室に戻る子どもの顔をよく見ている私。
見せてくれているものをよく見たい(理解したい)と思っている。
見せようとしていなくても見えるものを見たい(感じたい)と思っている。
ふと見えてしまうものを見たい(感じたい)と思っている。

マントラ中は、私が見てきたもので視界が溢れた。
そして、マントラが終わると、そこには風景だけが写っていた。

「音に神様がいる」その言葉が印象に残った。
思ったことは「音に私がいる」ってこと。
私の音(発する言葉)に私(意図、伝えたいこと)がいる。
6/6の双子座満月“言霊”を思い出す。
私の音の波紋が、あなたに届いたらいいと思って言葉を発するときがある。

対等 = 誠実 そんなふうに思った。
私と私が対等 = 私が私に誠実
私とあなたが対等 = 私があなたに誠実

私だからできることをする。
それが私と世界が対等 = 私が世界に誠実 だから。

最後のマントラは、とても穏やかな波だった。
海のような 空のような パステル調の青緑の視界。
マントラが終わると、
私でない女の子が、向かい合った男の人に
「さびしい」と可愛く笑顔で言っていた。

もうほとんど大丈夫なんじゃない?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?