![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49475124/rectangle_large_type_2_50bd7c816939c6dbd944dd454d09a4ec.png?width=800)
Vol1 小さく試す
お母さんたちでドラッガーの読書会をはじめて2年になる。はじまりはお世話になっている社長さんがドラッガーの経営学を学び実践、事業を成功させたことから、ドラッガーの読書会を社内、社外で開催されており、私たちにもやってみないかと声をかけてくださったことから。
参加者は事前に課題図書でもあるドラッガーの著書『経営者の条件』を読み、気になったところに線を引いてくる。月に1回、2時間の会の中で、線を引いたところを順番に発表し、なぜ気になったのかを話していく。
やることはたったこれだけ。
だが、ドラッガーの本を読んだことがある方はわかると思うが、ちょっと言葉が難しいので、おそらく一人で読んでいたら眠くなってしまい、今でも1冊どころか、1章も読み終えてない可能性が高い。
仲間がいること。
そして、ファシリテーターとして入ってくださっている社長さんが、わかりやすく解説してくださるので、難しいなーと眉間にしわを寄せていたことが、「そういうことか~!なるほど~!」と腑に落ちるので、とても気持ちよく、癖になる。
ドラッガーを学びはじめて、一番ためになっていることは「小さく試す」ということ。
やりたいことがあっても、理想像ばかりが頭にあり、はじめから諦めてしまったり、大きく出すぎてしまい息切れしてしまうことってないだろうか。
私は、これまでよくあった。それが「小さくまずは試す」と考えるだけで、気持ちも楽になり、一歩が踏み出しやすくなった。
これは何も経営だけではなく、子育てにも通じる。
先日、末っ子が高いところからジャンプしたいと言い出した。
壁は斜めになっていて、
高いところから低いところまであるにも関わらず、
一番高いところから飛びたい気持ちが強く、
チャレンジしようとするが、ヤッパリ私には無理!とあきらめ気味。
その様子を見て、「こっち(低いところ)から試してみたらいいじゃん」と合いの手を入れた。
そしたら、そうか!と低いところから小さく試しはじめ、結局さっきまであきらめ気味だった一番高いところも、なんなくクリアして、できたじゃーんとハイタッチした。
そんなの当たり前じゃん~と思うかもしれないけれど、こんな当たり前のことが、当事者になると見えなくなる。意外と一緒にいる人も気づかず、また今度にしたほうがいいねとか、○歳になったら飛べるんじゃない?とか言ってしまっているのではないだろうか。
これまでやってみたくてできなかったこと、
年始にやろうと目標を掲げて、まだ何もできてないこと、
まずは「小さく試す」と考えたら、何ができるだろう?
この記事も、その小さな一歩。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?