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 お母さんたちでドラッガーの読書会をはじめて2年になる。はじまりはお世話になっている社長さんがドラッガーの経営学を学び実践、事業を成功させたことから、ドラッガーの読書会を社内、社外で開催されており、私たちにもやってみないかと声をかけてくださったことから。

 参加者は事前に課題図書でもあるドラッガーの著書『経営者の条件』を読み、気になったところに線を引いてくる。月に1回、2時間の会の中で、線を引いたところを順番に発表し、なぜ気になったのかを話していく。

やることはたったこれだけ。

だが、ドラッガーの本を読んだことがある方はわかると思うが、ちょっと言葉が難しいので、おそらく一人で読んでいたら眠くなってしまい、今でも1冊どころか、1章も読み終えてない可能性が高い。

仲間がいること。

そして、ファシリテーターとして入ってくださっている社長さんが、わかりやすく解説してくださるので、難しいなーと眉間にしわを寄せていたことが、「そういうことか~!なるほど~!」と腑に落ちるので、とても気持ちよく、癖になる。

ドラッガーを学びはじめて、一番ためになっていることは「小さく試す」ということ。

やりたいことがあっても、理想像ばかりが頭にあり、はじめから諦めてしまったり、大きく出すぎてしまい息切れしてしまうことってないだろうか。
私は、これまでよくあった。それが「小さくまずは試す」と考えるだけで、気持ちも楽になり、一歩が踏み出しやすくなった。

これは何も経営だけではなく、子育てにも通じる。

先日、末っ子が高いところからジャンプしたいと言い出した。

壁は斜めになっていて、
高いところから低いところまであるにも関わらず、
一番高いところから飛びたい気持ちが強く、
チャレンジしようとするが、ヤッパリ私には無理!とあきらめ気味。

その様子を見て、「こっち(低いところ)から試してみたらいいじゃん」と合いの手を入れた。

そしたら、そうか!と低いところから小さく試しはじめ、結局さっきまであきらめ気味だった一番高いところも、なんなくクリアして、できたじゃーんとハイタッチした。

そんなの当たり前じゃん~と思うかもしれないけれど、こんな当たり前のことが、当事者になると見えなくなる。意外と一緒にいる人も気づかず、また今度にしたほうがいいねとか、○歳になったら飛べるんじゃない?とか言ってしまっているのではないだろうか。

これまでやってみたくてできなかったこと、
年始にやろうと目標を掲げて、まだ何もできてないこと、
まずは「小さく試す」と考えたら、何ができるだろう?

この記事も、その小さな一歩。

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