虚像

もう どうしようもなく
嘘の自分を生きることが
当たり前になり
どれが本当かわからなくなる
いつも明るく正しくが
一番なのだと思い
誰かのためと言い訳する
掴めない感情は
得体の知れない
不安を呼び
虚像であろうと
輝こうとする
いつか 疲れ果てるまで

多分 どうすることで
嘘じゃない自分でいられるのか
わからないんだ
今はそれでもいい
掴めない感情は
得体の知れない
不安と孤独を
隠すように
偽りを選ばせる
それじゃ 疲れ果てるだけ

掴めない感情の漂う
闇のような心を
抱きとめたならば
やがては 光
感じられるだろう

闇に覆われた 嘘偽りなき輝き


2016.10.7

読んでくださってありがとうございます。日常の中や旅の楽しみとして写真を撮り、日々の思いを書き、ギターを弾き歌います。いただいたサポートでは記事に書いたポストカードなど作りますね。今日も素敵な1日を。