お母さんお疲れ様でした。
取材していただいた写真。貴重な一枚になりました。
母とお店を一緒に始め、薬膳スープカフェを担当、私は漢方相談専門薬剤師として、二人で頑張ってきました。
2年後に父が家具職人から登録販売者に転職、カフェと薬局を手伝って、10年目の写真です。
まさか、その半年後に母が癌を宣告されるとは、思ってもいませんでした。
取材の完成本をいただいた時は、母も一緒に読んでいました。鈴木信行さんありがとうございました。
コロナ元年の2020年は、皆さんそれぞれ、色々な出来事があったと思います。
私は、ほぼ母のことしか思い出せません。
鈴木さんは、母の薬膳スープランチを気に入っていただいていましたし、母の味を覚えて下さる方が沢山いらして、
今もお母さん元気?
と気遣って下さいます。
長年通って下さった方、母を気遣って下さる方に、ご来店の際、母の他界をお知らせすると驚き、悲しんで下さり、私の慰めにもなり、本当に感謝しています。
そんな中、親子ともども母の薬膳スープを気に入っていただいている方が、漢方薬をお買い求めにいらした時、お母さんのことを知らせて欲しい方もいるので、ネットでもお知らせしても良いのではと、おっしゃって下さいました。
私も心の整理ができつつあり、区切りとして、お伝えすべきだと思いました。
令和3年3月3日、母は永眠しました。
お世話になった方々、綾心の薬膳ランチを召し上がっていただきました方々に、お伝えし、
母に今までありがとう、お疲れ様でしたと、感謝の気持ちを込めて、書いています。
体を張って頑張ってきた母の写真をカフェに飾ろうと思います。
働き過ぎたね、、と私が言うと、
そんなことない、あそこ(カフェ)で私は輝いていたよ、と母。
生き切った母の人生を、娘として誇りに思います。
今は主人と娘と3人でお店に居られること、全て両親が支えてくれたお陰で今があると思います。
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