見出し画像

40歳代の妊活応援!まずは生理痛から。

「花の命は結構長い!」
女性が長く輝いてほしいという願いで書いています。

40歳代で妊娠は、最近は身近に聞くことが多くなりました。
実はもともと妊娠は、40歳代でも多かったのです。むしろ最近のほうが珍しくなったほど。

私が40歳代で妊活をしていましたから、やはりお仲間が集まるというか、
漢方相談も40歳代の妊活の方がいらして下さいます。

今までのご相談の中で、多かった症状などをご紹介しつつ、
中医学での考え方をまとめてみたいと、かねがね考えていました。

産後6ヶ月が経ち、心と時間に余裕が出来てきましたので、この機会に頑張ってまとめてみようと思います。

その前に前回の生理不順のお話しに続いて、生理痛についてお話しを進めていきます。

「生理痛はなくて当たり前!」
なのです。

生理痛で鎮痛剤が欠かせないという方は、生理痛を放っておいていて大丈夫かなと心配になります。

以前に書きましたが、私もかなりの生理痛で悩んでいました。
生理不順でやっと生理が来たかと思えば、下腹部痛と吐き気でトイレから1時間くらい出られなかったことも。

これではダメだ!!と婦人科受診するも何も問題は見つからず、、、

何度も繰り返すことで、あることに気がつきます。
それは、食事メニューや活動内容に左右されることを。
食事に冷えたものを食べて、その後寒い環境にいたりすると、激痛になるということ。
温めると楽になるということ。

朝にヨーグルトを食べたり、昼食にサラダ中心だったり、水仕事をしたり、、、
そんなことで痛みが増してしまいます。

これは寒邪が身体にアタックをしたためで、もともと陽虚(温める陽気が足りない)タイプだと、
寒邪に弱く、少し冷えただけでも痛みが強くなります。
寒凝瘀血といい、寒邪は血を凝滞させ血行が悪くなり瘀血となります。

瘀血は「痛み・しこり・黒ずみ」が3大症状で、生理痛と月経血の塊がある、経血の色が暗いのが観察されます。

陽虚は気虚が進んで冷えが強く、むくみやすい、だるさや疲れが強いタイプ。
気虚はエネルギー不足で、胃腸が弱く、疲れやすいタイプ。

血虚も疲れやすいタイプですで、立ちくらみや乾燥肌や髪がパサパサ、爪が割れやすいなども。
女性は気血不足の気血両虚の方多いですよ。

気血を増やして、瘀血を改善して、寒邪に強くなることで、根本的に生理痛を解決したいものです。

気血を増やす漢方薬は
婦宝当帰膠https://www.iskra.co.jp/product/tabid/173/default.aspx
私は20年前に出会ったお陰で、生理痛で悩むことがなくなりました。

瘀血を改善する漢方薬は、瘀血のタイプにより選びます。
またお話しを書こうと思います。

体質改善で生理痛を根本的に治していただきたい!!
妊活を始めたい方も、生理痛は無くて当たり前にして下さいね。

生理痛の原因に、子宮内膜症などが隠れていることも。
だんだん痛みが増してくるなどを感じたら、婦人科受診をお勧めします。

ピルで痛みが楽になるという方も多いですが、
体質的に何が原因で、生活養生は何をすべきかは、それぞれ違います。

漢方相談は、体質を見極め、養生法をお伝えするために必要なこと。
必ずお顔を診て、舌のチェックが必要です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?