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ラグジュアリーブランドに学ぶ中古品の価値

どーも。福元彩です。

AIアートを制作したり、デザインや物語制作の勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中から、体験した出来事や考えていること、日々学んだことなどを共有しております。

今日は「中古品の価値が爆上がりしていることから学べること」というお話を。

価値を感じる基準の変化

かなり前から言われている事ですが、ここ数年でラグジュアリーブランドの中古品の値段が爆上がりしていたり、そもそも手に入らない程の人気ぶりが話題になっていますよね。

具体的に言うと、ヴィンテージのエルメスのアクセサリーが、モデルによっては価格が2~3倍になっていたり。

マルタン・マルジェラが手掛けた時期のエルメスの服や、1989ss~2009ssまでの「メゾン マルタン・マルジェラ」の古着は世界的に高騰しているというのは、数年前から言われていました。

ロレックスなどの高級腕時計も、原材料費の高騰により新品の価格が上がっているので、比較的価格が安定しているヴィンテージ品の人気が上がっているそう。

様々な理由でラグジュアリーブランドの中古品が人気になっているわけですが。

共通して言えるのは
・限られた数しかない
・ラグジュアリーブランドはタイムレスである
という事。

以下、「世界のラグジュアリーブランドは何をしているのか?」という本からの引用ですが

「中古品」ないし「セカンドハンド」の基本的な性質には、ラグジュアリー品の本質とも重なる点がある。ある意味では原点回帰といえるかもしれない。というのも、かつては同じ商品が限られた数しか存在しないからこそ、その商品は「贅沢品」とされていたのだ。

これと同じように中古品もバリエーションは豊富だが、一つ一つの商品は一点モノである。 中古品がラグジュアリー品と好相性なのは、耐久性とタイムレスさという二つの要素を併せ持っているからだ。

タイムレスというのは、「あまり流行に左右されず、時代を感じさせずに長く使える」みないな事なんですが、この辺りはZ世代の意識の変化も大きく影響されていると思っていて。

ある調査によると、2029年までに二次流通市場(古着とか)は、ファストファッション市場と比べて1.5倍以上に拡大するとのこと。

今の若い消費者にとって、「中古品を買うことはむしろかっこいい」ことなんですよね。

要するに、「安いものを使い捨てる」よりも、「ラグジュアリーブランドの服をボロボロになるまで大事に着るのがかっこいい」という価値観へ変化してきているということ。

私自身も、資金調達のために様々な商品やサービスを販売させて頂いているので、この辺りの流れはしっかりと頭に入れておかないといけないなと思っていて。

そのためにも「流行に左右されず、時代を感じさせずに長く愛されるもの」を作っていこうと思います!!

そんなこんなで、「中古品の価値が上がっている事から学んだこと」というお話しでした!!

何かの参考になれば。

では、また!!


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