ロックバンドに学ぶマーケティングの極意
どーも、福元彩です。
AIアートを制作したり、デザインや物語制作の勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中から、体験した出来事や考えていること、日々学んだことなどを共有しております。
今日は「マーケティングの真髄って案外シンプルなのかも」というお話を。
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
私、こう見えて(どう見えてだよ)意外と本を読むんですけど。
最近読んだ本が面白かったので、今回はその本から学んだことなんかを共有していこうかなと思います。
で。
早速ですが、どんな本を読んだかと言うと、「フレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」という本です。
内容はタイトルそのまま、「グレイトフル・デッド」という1960年代にアメリカで生まれたロックバンドが仕掛けたビジネス戦略のお話。
と言っても、小難しいビジネス本とは大違いで、めちゃくちゃ読みやすくて且つ参考になりまくりな事ばかり!
あっという間に読み終えちゃいました。
グレイトフル・デッドが仕掛けたことは色々あり過ぎるので、ここでその全てを紹介は出来ないんですけど。
「え。それもう今のマーケティング戦略のスタンダードじゃん」という事を仕掛けまくっていてビックリ!!
代表的なところで言うと、「ライブの時に演奏の録音を許可した」ということ。
当時も今も、基本的にはライブの時に演奏を録音(録画)することはNGなことが多い中で、グレイトフル・デッドは全く逆のことを仕掛けたわけです。
でも、ライブの演奏の録音を許可したことによって、ファンがそれを拡散し、グレイトフル・デッドのことを知らなかった人にも広まった。
そして、その音源を聞いた人達が「ライブに行って生で演奏を聞いてみたい!!」「リマスター版も聞いてみたい」となり、結果的に年間5000万ドルもの売上げを叩き出したわけです。
お気付きの方も多いと思いますが、これ、今では当たり前になっている「フリーミアム」の先駆けですよね。
それ以外にも、レコードの売上げがアーティストの主な収入源だった時代に(今もそこは大きな収入源だとは思うけど)、ライブのチケット売上げを主な収入源にしたビジネスモデルを打ち立てていたり。
「マーケティングというのは、他社がやっていない事をやるってことなんだよな」という、シンプル且つ基本的なことを改めて気付かされた1冊でした。
他にも面白い戦略が沢山なので、興味ある方は是非!!
そんなこんなで、今日はおススメの本をご紹介させて頂きました!
では、また!!
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