「着ている服」＝あなた自身です
どーも。ファッションクリエイターの福元です。
「あなたが着ている服は、あなたが口を開く前にメッセージを発している」
このことを意識している人は、どれくらいいるでしょうか？
以前にもお伝えしましたが、人間の印象は、初対面から１０秒でほぼ決まり、しかも第一印象だけでだいたい分かったような気になってしまいます。
ちょっと怖いですよね。
例えば。
近所のスーパーでレジの列にならんでいる40代前半くらいの女性をみかけたとしましょう。
あなたは、ほんの数秒のうちに、服装、髪型、身なりなどから、仕事や収入、自分との共通点の有無などを判断しているはずです。
ジーンズを穿いている人を見た時には、そのジーンズが持つ「意味」を、瞬時に読み取っています。
同じジーンズでも、本当に穿き古してくたびれた作業着なのか、それとも入念にダメージ加工を施した高級品なのか。その人のジーンズ、髪型、シャツは、どんなメッセージを発しているのか。
このように、あなたの脳は、常に目から入ってくる情報を集めてパターンを分析し、そこから相手に対しての印象を決めているんです。
つまり、逆を返せば、あなたも周りから第一印象で決めつけられているということ。
だからこそ、「身に着けるもの全てが一つの主張である」と個人的には思っています。
私たちの持ち物の中で、服ほど持ち主のアイデンティティーに影響を与えるものはありませんし、また、他者への印象に影響を及ぼすものもありません。
周りの人たちは、あなたを見て、身なりが発するメッセージを解読します。
そして、その第一印象はいつまでもあなたに付きまとうことになる。
これを意識しているだけで、毎日の服選びが変わって来ると思うので、頭の片隅にでも入れておいてもらえると嬉しいです。
では、また！
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