卒業生の私の存在意義ってなんやろう?

ひかるです。

大学に卒業した今でも、多い時は週に2回、少なくても2週に1回は部活に顔を出すようにしてる。
ありがたいことに、新入生ともちょっとずつ仲良くなってきた。

同期が5回生やから、そこに一緒に行かせてもらってる感じではあるんやけど。
彼らの方が正直、教えるの上手いし、勉強に関しても答えられると思う(私は自分以外の学科のことはよくわからんし)。

後輩も同期も来てって言ってくれる。
けど、私の存在意義って、なんやろう。
もちろん部活したいから行かせてもらってるけど、せっかくなら何かお返ししたい。
ここ数ヶ月考えていたのは、そういうことやった。

いろいろ考えて出た結論。

部活に行ったら同期と後輩みんなに、ごく短い時間でも声をかけること。
何か技を教えてほしいって言ってくれた時は、時間が許す限り教えること。
何か相談してくれたときには全力で考えて、できる限りの答えを返すこと。
返せなくても「話してくれてありがとう」って伝えて、ちゃんと話を聞くこと。
後輩たちが抱えている、本人たちも正体がわかっていない「何か」が引き出せるような関わりをしていくこと。

できるだけ一人ひとりに声をかけるようにしてる。ちょっとしゃべるだけでも顔色とか声の調子とか、そういうことはよく見える。
新入生やったら「大学慣れた?」「一人暮らしで困ってることない?」とか。もう少し上になるとテストがあるから、「テストどう?」「また差し入れ行くなあ」などなど。同期にはいつもみたいに「元気?」って声かけてる。
こちらが状況見るためっていうのもあるけど、みてくれてるんやなって知ってもらうためでもある。気にかけてくれてるなってわかるのは大きいと思う。

元気ならそれでいい。
私が入らなくてもなんとかなりそうなら、それが一番やと思う。

そうじゃないとき。
顔色が悪いわけでもない。いつも通り笑っている。けど、何かいつもと違う気がするとき。ちょっと元気がないように見えるとき。
まずはできる限り話を聞くようにしている。
ごはんに誘うと、2人だけだし割とみんないろんなことを話してくれる。

これは私一人ではどうにもならないと思ったら、本当にプライベート中のプライベートなこと以外は、私の同期に繋ぐ。
みんなの目にはどう見えているのか、今後どうやってこの子をフォローしていくかを話し合う。

卒業生として、就職とか勉強のこと伝えるのももちろん大事やと思う。
けど、後輩のメンタルのフォローをしていく方がもっと大事。頼れる場所があるんやなって、しんどい時に思い出してほしい。
部の運営自体には関わらない、関われない立場だからこそ自由に動けると思う。

これからもできる限り、後輩と同期に関わっていきたいなあ。
部活は私の大好きな居場所だから。

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