信州Day143

入笠山に雪が降り、粉砂糖を振ったシュトーレン状態となった。
空気が美味しいせいか、晴れたせいか、温度の割には機嫌のよいツインピークス(ふたりとも背が高いから)である。新しい保温方法を発見してはきゃあきゃあと言い合っている。移住者の足りないところ丸出しという感じ。
 
七十二侯で「地始凍」ということで、南信の季節は暦と一致しているのが心強い。先人が、過ごし方や生き抜き方を教えてくれるようで。

今日は笹原古民家に下水引き込みのための測量が入るということで、昼になったら出かけようと思うけれど、オーナーである父より、凍結が危ないから午前には外出を控えろという過保護なメッセージが届く。ありがたく頂戴する。

日本ロケットストーブ普及協会 から、丁寧なメールをいただいたあとに本「絵で見る火とかまどとストーブのはなし」が送られて来た。

ロケットストーブの情報を集める

とか。煙突の口径とかも見るので、久しぶりにファイ(φ)記号とか読んでいる。なんのことだっけと思いながら。

部屋を、日中は南北で、夜間は東西南北で、小さく仕切ることが大事だと知った。夏や、東京では、なるべくの仕切りを取っ払って空間を広く見るのが好きだったけれど、エアコンのない冬にはそれはエネルギーの無駄遣いのようだった。
恵まれた太陽光が降り注ぐすまいなので、南の2部屋はサンルーム状態となる。そこにちゃぶ台を出してこれを書いている。そして、日が沈む前に障子とカーテンを閉めて夜はすまいの真ん中にあり東に窓をもつ台所にうつり、灯油ストーブを焚き、なるべく小さな容積を温めて過ごす。部屋を区切ることで灯油の減りが全く違うことに驚いた。ストーブで湯たんぽが温まったら布団に放り込んでいる。とにかく都市ガスに比べプロパンガスが高いので、「温める」方は知恵を振り絞るし情報収集する。
そう考えると、日本の炬燵は最強。
笹原には櫓炬燵のあとがあって、炭を熾せば使えると思うので、来年の冬には復活させてみましょう。

エバーブライトのメガソーラー

電球色の20形蛍光灯もアマゾンで買った。

笹原に向かう。





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