Kieselのギターをオーダーした話

こんにちは、五十嵐です。タイトルの通り、Kieselというメーカーでギターをオーダーした話です。

この話は海外でギターをオーダーしたいけど難しそうだな...と悩んでいる方や、Kieselって実際どうなん??と気になっている人へ向けた話になります。(人柱)
まずKieselというメーカーについてですが、1946年設立された老舗ギターメーカーです。Carvin Guitarsという名前に変わっていた時期もありますが、現在はKiesel Guitarsという名前に戻っています。
国内でもわりかしよく名前を聞くメーカーですが、なんで有名なん?なにがいいん?って思う人もいると思います。
私個人が思うこのメーカーの強みは、

①幅広いオプション
②カラーバリエーションの豊富さ
③多弦につよい(諸説あり)
④値段がバカ安い(諸説あり)


のよっつかなと思います。
演奏性やクオリティについてはまだ届いていないので何とも言えませんが...
私がここにオーダーを決めた理由はほぼこのよっつです。
それぞれ理由をさらっと解説していきましょう。

①幅広いオプション
Kieselでオーダーする際はWeb上でオーダーフォームを入力していく作業を必ず行うのですが、材やパーツ等を含めいろいろと選べる項目が多いです。
そもそも選べるモデルが多い。ヘッドレスやめっちゃ尖ってるやつ、ピックガードついた普通のストラトモデルとかもあります。
私は定番のAriesというモデルを選んだのですが、6,7,8弦を選べるのはもちろんマルチスケールにするかどうかや、スルーネックにするかどうかを選ぶことができます。
ギターに使用する木材も結構な種類を選ぶことができ、定番のアルダーからアッシュ材、あんまり見かけないブラックリンバなどをボディに使用することができます。
ネック材も色々あり、プライ数も指定することができます。
ネックが動きやすい日本だとプライ数を増やして剛性を得たい人もいるでしょうし、ここまで選べるメーカーは少ないんじゃないでしょうか。
そもそもネックにはカーボンのロッドが2本はいっており、めちゃくちゃ強いネックだぞ!というのを売りにしているようです。(あまり意味ないのでjは?という声もありますが...
また、レフティモデルは多くのメーカーがアップチャージを必要としておりますが、Kieselはアップチャージなしで選ぶことができます。やさしい。

②カラーバリエーションの豊富さ
これKieselのインスタとかFBとか見てたらわかるかもなんですけど、めっちゃいろんな色あります。
レギュラーカラーが既に超種類あるのですが、中には裏オプションとして問い合わせたらやってもらえるものとかもあるので膨大なカラバリがあります。
潰しだとスパークルとかもありますし、JPみたいなマジョーラもあるんですよ、すごい。
こんな色できる?って写真と一緒に営業さんへメールしたら大体のカラーはやってくれる気がします。
やっぱりオーダーするギターは自分の一番好きな色にしたいよね!

③多弦につよい
めっちゃつえー!ってわけじゃないですが、(矛盾)基本的な7,8弦を抑えつつマルチスケールにするかどうか、トレモロアームをつけるかどうかの選択ができるのっていいですよね。
ヘッドレスでもちゃんと多弦にできるので、軽いのが欲しいよーって人も安心です。
私は安価でマルチスケールの7弦が欲しかったので、需要にぴったりハマった感じです。

④値段がバカ安い
ぶっちゃけこれが一番の理由です。
ギターをオーダーするっていうと、安くても40万、かっこいい杢目のが欲しいとさらに高くなる...といった具合にかなり高額になりますよね。
しかも完成するまで音がわからない、杢目が不安...となると、高額なのにギャンブル性が強くなってしまい踏ん切りがつかないのもわかります。
しかしこのKiesel、オプションによってはかなり安くオーダーできます。
私はAries 7のマルチスケールをオーダーしたのですが、大体18万くらいに収まりました。
いっても18万と高額ではありますが、ほかのメーカーと比べてかなり費用を抑えることが可能です。

どうでしょうか。
ギター自体のクオリティ抜きにしても、ほかのメーカーに比べて強みが結構あります。
次は、私がオーダーした時の流れを書いていきます。

私がオーダーした時、ざっくりとした手順はこんな感じになります。

①公式サイトのGUITAR BILDERでスペックを確定 

②①のスペックをスクショで保存し、international宛に日本への送料を含め     た見積もりをちょーだい!とメール

③見積もりを死ぬほどよく確認し、スペックや自分の住所・電話番号等が間違っていたら訂正をしてもらう。このときPaypalでDepositを払いたいから請求かけて!とあわせて伝える。

⑤請求が来るので、支払いをする

この間のやりとりは全部英語です。
英語がわからなくても翻訳サイトがあるので、割となんとかなります。
DeepLというサイトがおすすめです。
また、注意事項としてはinternational宛にメールを送るということと、
スペックや住所、電話番号が間違っていないかを確認するということです。
Kieselにはsalesという宛先もありますが、こちらに送っても多分反応してもらえません。気を付けましょう。
スペックの抜け漏れ、住所電話番号の間違いもよくあるのでしっかり確認しましょう。※私はあったので訂正してもらいました。

サイト上ではJCBカードは使えませんが、Paypal経由なら利用可能です。
営業さんにその旨を伝えましょう。
オーダーの進捗は基本連絡してくれない(できないらしい)ので、完成後の発送連絡を待ちます。完成時の写真撮影も、作る量が超多いせいでできないよ~と言っていました。

以上、Kieselオーダーについてのお話でした。
早く完成しないかなあ。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?