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そこでセカンドラブを出してくるとは。
「恋も2度目なら少しは上手に....」
50歳前後のお年頃の皆さんならこの歌い出しでもうお分かりでしょう。
中森明菜さんの「セカンドラブ」ですよね。
実は、前の小さな会社の経営を辞め、今の会社を始めるときに、密かに誓ったというか、根拠なく信じていたことがありました。
恋も2度目なら少しは上手に...というように
起業も2度目なら少しは上手にできるはず、いやできるでしょう!
と。
残念ながら、明菜ちゃんのセカンドラブと同じく、私の2度目の起業も1回目より上手くいくどころか、ド下手レベルで推移中です。
2度目の起業から5年。
何かうまくいかないことが出てくるにつけ、明菜ちゃんのセカンドラブのこの冒頭のフレーズが、何度も何度も頭の中に鳴り続けていたんですよね。
そんな中、つい最近の話です。
友人経営者の勉強会にお呼びいただき、仕事の話をさせていただくことになりました。
今の事業は小さいながら2度目の起業。
お話を聞いてくださる皆さんの方が、はるかに素晴らしい会社を経営されているのですが、2度の起業をされている方はいないので、私の失敗経験がお役に立つのであれば、という想いで、その場にのぞみました。
失敗に次ぐ失敗について、できる限り正直に、かっこつけずに、お話しよう、それが昔からお世話になってる友人たちへの恩返し、そんな気持ちで、正直に素で話すこと20分。短いコーナーでした。
その中で、やはり口から出てしまったのです。セカンドラブのくだりが。
関西人としては、笑いをとりにいくのも大切ですが、実はこのセカンドラブの部分については、案外、真面目な気持ちで伝えたんです。
恋も2度目なら少しは上手に...というように
起業も2度目なら少しは上手にできるはず、いやできるでしょう!
と思ってました!!!!
と。
赤裸々トークが終わって、聴いてくださっていたみなさん、一人一人から一言ずつ感想をいただく時間になりました。
その時間に、言われたんです。
「あやのこうじさんは、やっぱり面白いなー。あそこで中森明菜のセカンドラブを出してくるとはw」
そ、そうかーーーー!!!
この言葉を聞いて気が付いたんですよ。
今まで、自分の考えることの面白さについては、それがフレーズの場合もあるし、ビジネスのアイデアでもあるし、行動でもあるけれど、ある程度自信があったはずなんです。
でも、このところ、あまりにうまくいかないとか、手応えがないことが多すぎて、自信を失ってたなぁ、、って。
だからこそ、この5年、リフレインし続けてきた明菜ちゃんのフレーズが「面白いなぁ」と言っていただけることでなんというか、、シンプルに言えば、報われた気がしました。
上手くいっていなかった時にこのフレーズを常に頭の中で流していたということは、おそらく、人から見ると「面白い道を歩んでいた」のだと思えたわけです。
自分のそばにある幸せには気づかないもの。
自分が発した言葉について、反応をいただけるって本当に幸せなことだなぁと、素直に思えた素敵な瞬間でした。
今日も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました🤗
次回は「あやのこうじさんは、やっぱり面白いなー。あそこで中森明菜のセカンドラブを出してくるとはw」と言う感想をくださった、すずきさんから7年前にいただいた衝撃の言葉をご紹介できればと思います。
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