見出し画像

2022旅行記⑩ 淡路島

今年の旅行記シリーズ続き。


我が家では、旅行を企画するのは基本的にいつも私だ。

夫は繊細で疲れやすいので、乗り気じゃない企画だと「3人で行っておいで〜」と、母子旅行になることも多いのだが。

今回はめずらしく、夫の提案による旅行。


ドラクエ大好きな彼が、去年からずっと、淡路島に新しくできたドラクエのテーマパーク「ニジゲンノモリ」に行きたい!と言っていて。

この度1年越しの夢を、ついに実現することにした。


アクアイグニス淡路島


事前に淡路島の観光スポットを調べたら、アクアイグニスという映える温泉プールがあるよう。

もうこの頃は10月で、普通の屋外プールはシーズンオフだが。

水着着用なので、家族全員で一緒に入れて楽しいかな〜と、ここも寄ることにした。



ここの売りである、インフィニティ温泉プールはさすがの眺め!

どこまでも続く海と空が開放感たっぷりで、本当にロケーションは抜群だ。

ただ、更衣室から外に出てプールまで歩く距離がそこそこあり、10月後半だと結構寒い!

温泉プールの温度設定は温泉としてはぬるめ で、あったかいという感じなのだが。

それだと温泉ほどは身体が温まらないので、お湯からあがると今度はすぐに冷えてしまう。

これだと、秋冬の利用はなかなか厳しいような…。

また、プール感覚でずっと浸かってると、今度はのぼせてきてしまうので、温泉でもプールでもない湯加減が正直中途半端な気がした。

個人的には、一回行けば十分なスポットかなと思った。

ちなみにこの温泉プールとは別に温泉もあるのだが、わりと殺風景な露天風呂と無機質な内風呂があるだけで、あまりパッとしなかった。


あわじ浜離宮

さて、アクアイグニスの後は、宿泊先である「あわじ浜離宮」へ。

クラシカルな雰囲気の宿で、スイートの部屋についてた露天風呂が最高だった!

露天風呂がついてる部屋というのはよくあるけれど、たいていは山の中になるので。

波の音を聞きながら、海を眺めてゆったりとお湯に浸かるのは新鮮だった。

個人的には、ここのホテルは食事やホスピタリティはごく普通レベルかなと思ったが、とにかくこの部屋の露天風呂はダントツによかった。

1階にも大浴場があるのだが、部屋風呂が気に入りすぎて夜も朝も入ったので、大浴場には結局行くことがなかった。

どんな雰囲気か、見に行こうかなと興味はあったのだが…娘たちが温泉だといつもテンションが上がって騒いでうるさくしてしまうことが多く、注意ばかりしてると私が落ち着いて入れないので、やはりプライベートのお風呂が最高!という結論になる。

本当はこの宿で夕食をとりたかったが、1週間前に予約した時には、夕食のついたプランはなく。

電話で問い合わせたら、レストランの予約がいっぱいとのことだった。

しかたないので、近所にある「さと味」という日本料理屋さんの個室を予約した。
(タクシーでワンメーターくらいの距離)

そしたら、このお店が想像以上によくて。

淡路島の海の幸が、これでもかというくらい出てきて、家庭的な雰囲気でサービスもよく、むしろ結果的にここのお店で夕食を食べられてよかった。


ニジゲンノモリ

2日目は、今回の旅行のメインの目的である、ニジゲンノモリへ。

リアルRPGと言われてるだけあって、確かにゲームの世界に入り込んだよう!

私はゲームを全くしないので、ドラクエのことは全く分からないが、それでもなんだかワクワクしてくる異次元感はあった。

最初にICチップの入ったコインを一人一枚渡され、それに自分の職業(魔法使いと戦士とか)を選んでキャラ設定する。

そして4人一組のパーティーとなり、町と森を行ったり来たりして、アイテムなどを集めたり、敵を倒したりするのだ。

最初にもらった自分のコインを各所のポイントでかざすと、画面に村人が出てきてヒントがもらえたり、アイテムをゲットできたりして、ゲームとしてはよくできているなと思った。

リアルRPGは、想像以上に歩く歩く。

町と森を5往復以上行ったり来たりして、とにかく歩かされる。

大人でもまぁまぁ疲れるから、子ども達は音を上げるかと思いきゃ…
ゲーム感覚で楽しいからか、普段はすぐ「つかれた〜だっこして〜」という次女も、元気に歩き続けていた。

2時間ほどの歩き回った後、施設内にある「ルイーダの酒場」というレストランでランチ休憩。

メニューはドラクエの世界観が反映された個性的なものばかりで、味はまぁ…といったところ。

ここにはフライドポテトとか唐揚げとか、メジャーな普通のメニューはないので、子ども用のご飯として、事前にコンビニでおにぎりなどを買っておいたのは正解だった。

そしてランチ後は、また冒険再開。

喜びのあまり、小躍りする長女(笑)

ついに宝箱の鍵をゲットし、ようやく開けることができた!

ハズレの宝箱もたくさん置いてあるので、ここまでくるのはなかなか大変だった。

今回の冒険では、夫以上に長女が張り切っていて、「次はこっちだよ!」と先導してくれていた。

その後もまた村と森を行ったり来たり、キングスライムを倒したり。

そして、ついに最終ステージまでたどり着いた。

この少々おどろおどろしい城で魔王を皆で協力して倒すのだが、中には大画面があって、これがなかなか迫力がある。

倒し方は、ボタン2種類を、出てきた指示通りに速いスピードで押すだけなので、小さい子でもそれなりにできるというか、やった感があって楽しめる。

今回は冒険を終えるまで、ランチの時間を入れると、トータル4時間半くらいかかった。

子ども達はさすがに歩き疲れたようで、車に乗ったら爆睡していた。



私はドラクエを知らないので、わざわざ淡路島まで来るのにそこまで乗り気ではなかったが。

素敵な露天風呂と美味しい海の幸を堪能できて、ニジゲンノモリは大人も子どもも楽しめる程よい広さと難易度で、結果的には家族みんなが大満足の旅となった。

ちなみにニジゲンノモリは2023年春にリニューアルが決定していて、今のクエストが遊べるのは、2023年1月9日までらしい。

確かに一回行くと、展開がわかってしまうので、リピーター獲得のためにはリニューアルする必要があるんだろうな。

夫は、リニューアルしたらまた絶対行こう!と今から楽しみにしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?