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年少から週6で習い事をさせてみて⑥─自然遊び・英語編─

長かった習い事シリーズも、今回でついに完結!
今までの記事を読んでない方は、こちらからどうぞ↓

年少から週6で習い事をさせてみて①
年少から週6で習い事をさせてみて② ─サッカー・ピアノ編─
年少から週6で習い事をさせてみて③ ─バレエ編─
年少から週6で習い事をさせてみて④ ─体操編─
年少から週6で習い事をさせてみて⑤─水泳・アート編─


⑦自然遊び教室



長女は幼い頃から昆虫や生き物が好きで、図鑑についてきたDVDを何度も観ているような子だった。

私としては虫捕りなどの自然遊びを、積極的にさせたいなと思っていたが。

なにしろ私自身、子どもの頃に自然の中で遊んだことがほとんどないため、昆虫も苦手だし、草木の名前も全然わからない。

夫もインドア派なので、子どもを積極的に外へ連れ出してくれるタイプではない。

子どもに自然体験させるなら、私が動くしかない!ということで。

農家ホームステイ や 母子キャンプ〜他力で実現〜 の記事でも書いたように、普段から積極的に自然と触れ合う機会は作るようにしている。


さらに毎週末に2時間、自然遊びに連れて行ってくれる習い事も、長女が年中の頃から通わせ始めた。

これはネットでたまたま見つけた習い事なのだが、バスが我が家の近所まで迎えに来てくれて、山や大きな公園、川などでまるまる2時間遊んだ後に、またバスで帰ってくるという流れだ。


春は昆虫探し、夏は川遊び、秋はドングリひろい、冬はマラソンなどと、季節ごとにいろんな遊びを体験できる。

バスでの移動時間も含めると、まるまる3時間出かけてくれるので、週末に親が自分時間が確保できるのもありがたい。

しかも自然遊びって、親が連れて行こうとすると体力を消耗して、親の方が疲れてしまうことがよくある。

その点この教室は、自然遊びの得意な先生たちが安全に配慮して、思いっきり遊ばせてくれるから、子どもたちも普段できない遊びができて大喜びだ。

今では次女も一緒に、毎週末リュックを背負って楽しそうに姉妹で通っている。


【コスパ】

月謝はバス代と教材費も追加でかかるため、他の習い事と比較してやや割高ではあるが。

しかし、習い事の時間も長めなので、まぁコスパとしては悪くないかと。


自分で自然遊びに連れていけないインドア派の親からすると、それを外注できるなんてありがたい事である。

自然の中でいろいろ学んでくるので、長女はますます昆虫に詳しくなったし、ドングリの種類も見分けられるようになって、私にも色々教えてくれる。

子どもの知的好奇心を満たし、体も動かすので、なかなかいい習い事だと私は思っている。

幼いころに実体験から知識を得ていると、今後理科の勉強などに生かされるのも期待できる。


ちなみに近所のママ友にこの自然遊び教室を紹介したら、彼女も息子くんをさっそく年少から通わせ始めた。

「いい習い事を教えてくれてありがとう!子どもも楽しんでるし、3時間も自由時間できてほんと助かるわ~。」
と感謝されたので、親の満足度は高そうである。



⑧英会話教室



私は子どもが新しい言語を学ぶなら、ほぼ毎日その言葉を使うような環境に身を置かないと難しいと思っている。

かといって、私が家でおうち英語や中国語をやるかというと、それは面倒なのでやる気が出ない。
(毎日コツコツやってる親御さんは本気で尊敬します!)

なので、長女が年少さんの時に、私は保育園をやめさせてインターのプリスクールに行かせようかと検討したことがある。


費用は高いが、週5で日中に英語漬け生活をしてるうちに英語を自然とマスターできたらお得だなと。

少なくとも耳が鍛わり、発音がよくなることは期待できる。


実際に4つのプリスクールを見学し、私が気に入った2ヶ所へ長女を体験に連れて行ったのだが。

長女は体験後に、「みんなが英語でなにを話してるかわからないから、やりたくない!」と。


実際教室を見てみると、年少クラスに通ってる子は、すでに1才前後のベビークラスから通って英語慣れしてる子どもがほとんどだった。

そうでない場合は両親、もしくは片親が英語を母国語としているような子だったりして。

英語が全然わからない0スタートから年少クラスに入る子は、少数派のようだ。

長女が嫌がるなら無理に転園させることもないなと、私もプリスクール案は断念した。



ちなみにこういう教室ではだいたい平日夕方や土曜に、普通の日本の幼稚園や小学校に通う子ども向けのアフタースクールプログラムがある。

それも娘に提案してみたが、見に行ったところがわりと厳しめの教室で。

ネイティブの先生からの英語の質問にキビキビ答える生徒ばかりだったから、娘は圧倒されちゃったようで、これまたイヤだと。

んー、まぁ嫌ならもちろん無理に通うこともないのだが。


そもそも娘は英語に全然興味がないようなので、彼女にはいきなりオールイングリッシュの環境よりも、少し親しむレベルのところからスタートするべきなのか?と私は考えるようになった。

赤ちゃんくらいの、周りの状況がよくわからないうちならば、いきなり英語の環境に入れて慣れさせるという荒技が使えるが。 

3歳ともなると本人の抵抗が大きくなるので、長女にはやや難しいかな〜と感じた。



そんなこんなで年少の冬くらいに、たまたま自転車で近所をブラブラしていたら、あるビルの玄関に英会話教室の看板を見つけた。

その場でググってみたら、カナダ出身の男の先生がやっている、個人のちいさな教室で。

お勉強ちっくな読み書き重視でなく、英語で工作したり歌ったり踊ったり、楽しそうな雰囲気のHPだった。


後日長女をつれて体験にいってみたら、そのカナダ人の先生は日本人女性と結婚した二児のパパで。

ご本人は幼少時にバレエをやったり、大学では演劇を専攻してたりと多才な感じの方で、ギターが上手で、明るく子ども好きなオーラが出ていた。

アットホームな雰囲気のなか、英語でゲームやダンス、変わった楽器で演奏したり踊ったりと、なかなか楽しそう。

何より通ってる子どもたちが生き生きしてて、英語はそこまで流暢ではないが、先生のやこの教室のことが大好き!というのが伝わってきた。


娘もカナダ人の先生と、すべり台のある楽しい教室をすっかり気に入り、ここなら通いたいと。

先生も優しく、子どもが英語でわからない場合は日本語で言い直してくれるので、まぁ初心者にはこれくらいの感じがいいのかなと。

正直、英語教室にたった週1で通うくらいでは、英語が話せるようになることは全く期待できないが。

英語という言語を身近に感じて、簡単な単語や挨拶でもマスターすれば、海外旅行で現地の人と少しでもやりとりできたりして。

そんな成功体験を積み重ねることで、本当に本人が心から英語を話せるようになりたい!と思ってくれる日がきたら、全力でサポートすればいいかな〜と私は思うようになった。


というわけで、英語に親しみ興味をもつ、という目的でこの英会話教室に通いはじめることにした。

少人数のクラスですぐに仲良しのお友達もできて、娘はけっこうこの教室が気に入ってるようだ。


【コスパ】

通い始めてそろそろ2年目になるが、英語力がついたかというと、伸びはごくわずかと言ったところか。

簡単な単語は少しわかるが、文章だときびしい。

比較的簡単な質問をされても、知らない単語が多いのと、リスニング力がまだまだなので、ほとんど答えられない。

正直、通い始めて1年くらい経った頃に、コスパ悪すぎるから、そろそろ辞めてもいいかなぁと私は思い始めたのだが。

娘は頑として、やめたくない!と。

まぁお遊びみたいなものなので、英語を学ぶというところにはそこまで期待せず、エンタメ枠の習い事としてカウントすることにし、小学校入学までは続けてもいいかなと思っている。

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