ハワイ旅行-アウラニ スパ編-
うちは旅先で、夫婦一緒にスパに行くことが多い。(夫は私以上に整体やマッサージなどが大好き)
今まで国内外で、宿泊したホテルのスパにはだいたい行ってきた。
リッツやアマンなど有名ホテルでも、スパはどこもそこまで大差ないというか、そこそこ良いけどすごく印象に残るようなところもないな〜と私は今まで思っていた。
が、アウラニ施設内にある Laniwai Spa は今まで行ったホテルスパとはレベル違いで!
私の人生スパランキングで、堂々のNo.1に躍り出た!
施設、設備、サービス、技術、あらゆる面で私にとってはパーフェクトだった。
その感動を伝えるべく、この記事では Laniwai Spa について紹介したいと思う。
もともと今回はホノルルに到着してすぐアウラニに移動し、子ども達に付き合ってプールに入るという、なかなかのハードスケジュールで。
時差ボケもあるし、スパとか行って癒やされたいよね〜。
あっ、子ども達がアンティーズ ビーチ ハウスに行ってる間に大人はスパへ行けるじゃん!とナイスプランを私は思いついたのだ。
アンティーズ ビーチ ハウスについての、詳細はこちら↓
だが、このアンティーズビーチハウスがなかなか予約困難で、希望の時間帯に空きがない。
しかもスパもまたけっこう人気で、日程が近くなると予約が空いてるところはほとんどなくなる。
どうにかこうにか両方の予約がうまく重なるところをおさえることができて、滞在1日目にスパの予約を確定させた。
Laniwai Spa の値段はかなりお高め、ぶっちゃけワイキキの相場と比べても2倍くらいする。
まぁ朝食$200、普通のプレーンベーグルが$6もするんだから、スパも当然アウラニ価格になってるのは仕方ない。
高いだけで、普通のスパくらいのクオリティーなんだろうな〜と私は予想してたのだが、いい意味でその予想は裏切られることとなる。
まず、夫は英語が苦手なので、事前リクエストで日本人スタッフ希望と記載しておいた。
当日は夫と二人でスパの受付を済ますと、物腰柔らかな日本人女性が、丁寧に館内を案内してくれた。
ここで、裏返しになっているいくつかの石から1つを選んでくださいと言われ、裏にはメッセージ性のある単語が書いてあり、私は「Harmony」で、夫は「Happiness」だった。
そしてこの後私は夫と別れ、それぞれの性別の更衣室に案内された。
そもそもここのスパでは、予約の1時間前には来てくださいと、Webサイトに書いてある。
施術を受ける前の時間もゆったり過ごして、リラックスしてほしいからとのこと。
実際に来てみたら、スパ施設が広くて南国感に溢れていて、本当にゆったりとくつろげる素敵な空間だった。
ジャクジーも2ヶ所に別れて4つあったが、どこも空いていた。
ジャグジーにつかるもよし、あちこちにあるチェアに横たわってボーッとするもよし。
日常の喧騒から離れ、にぎやかなアウラニのプールからも離れ、ここで何も考えずにくつろいでいると、別世界の楽園にワープしたような感覚になる。
また、写真はないが、建物内にスチームサウナと普通のサウナもあった。
施術時間の15分前になると、先ほど施設内を案内してくれた女性が呼びに来てくれて、この個性的なチェアがたくさん並ぶ部屋でお待ちくださいと伝えられる。
このチェアがまた、少しだけ優しくゆらゆらと揺れて、寝心地がよかった。
このチェアうちにも欲しいな〜と、うとうとしていたら、施術者の方が呼びに来てくれた。
予約時のリクエストでは、夫は日本人の方希望、私はこだわらないと書いたけど、私の方も日本人の方だった。
そして個室に案内され、ロミロミマッサージ、スタート。
個室に入ってまず驚いたのは、マッサージ台が初めて見るタイプ!
スパでよくあるのは細くて板薄めのベッド的なのだが、ここのは全然違う。
肉厚でリッチなクッション、かつ幅広な台は、かなり大柄な男性でもしっかり受け止めてくれそう。
しかも仰向けになった時は首、腰、膝らへんが自在に動く可動式で、さらに温度調整もできるという多機能マッサージ台だった。
最初うつ伏せになってる時はポカポカとあったかく、だんだんマッサージで血流が良くなって温まってきたら温度を少し下げてもらう、など微調整できたので、上に乗ってて心地いい。
また、マッサージ開始前にBGMでハワイアンミュージックがかかっていたのだが、波の音や鳥のさえずりもありますが、どれがいいかと尋ねられた。
こういうスパってたいていヒーリングミュージックや波の音がかかっていて、BGMが耳障りでないか尋ねられたことはたまにあるが、選べるところも珍しいなと思った。
そしてマッサージが始まり、技術力も高く、力加減も部位も的確で。
仰向けのときは首の下と目の上にポカポカするカイロ的なものを置いてくれるのだが、これまた大きさや形・温度が絶妙で、ホワ〜ッとあったまって癒やされた。
私は子ども達のお迎えの関係で50分とショートコースではあったが、それでもかなり満足度は高かった。
最後に売店を抜けてお会計へ。
「実はちょっとしたプレゼントがあるのですが…あなたの選んだ石のメッセージを覚えてますか?」
とスタッフに尋ねられ。
Harmonyだったかな?と答えたら、Harmonyと書いてあるバスソルトをプチギフトとしていただけだ。
スパの門をくぐると、そこはまた現実世界で。
楽園で至福のひとときを堪能した私は、リフレッシュした気持ちでアンティーズビーチハウスへ子ども達を迎えに向った。
ちなみに、同じスパを体験した夫の感想は私と微妙に違うので、参考までに記載しておく。
彼は私より長めの80分コースだったので、受付は私と一緒だったが、帰りは1人だった。
《夫の感想》
マッサージの技術やサービス、設備は確かにすごく良かった。
ただ、やはり英語が話せないゆえに、館内では完全にリラックスできなかった。
ジャグジーなど男女共有エリアは、最初に日本人女性スタッフが説明してくれたものの、男性ロッカーの使い方を教えてくれた男性スタッフの英語は速くて聞き取れず、ロッカーがロックできずに手間どった。
ジャクジーやサウナ、チェアのあるところで自由に過ごしていいと言われても、時間もわからないし、落ち着かなかった。
(15分前にスタッフが声をかけに来てくれたが)
施術は日本人だったので良かったが、終わったあとの会計で、英語で何か話しかけられたものの聞き取れず。
ハッピーか?みたいことを聞かれたのかと思い、「I'm happy!」と答えたら、バスソルトをもらえた。
海外だから仕方ないけど、英語が聞き取れない不安があると、一人でいる時は少しソワソワしてしまう。
たぶん実際は、選んだ石に書いてあったメッセージを覚えてるか尋ねられたんだと思うが、夫は聞き取れなくて。
仕方なくスタッフが夫に「Happiness」だと教えたら、「あなたはハッピーですか?」と尋ねられたかと勘違いして、「I'm happy!」と答えたんだと思う(笑)
私はこのスパ内でリラックスしきってたが、夫は英語で話しかけられて分からなかったらどうしよう、という小さいストレスをずっと抱えていたよう。
読み書きならできるけど、リスニングが苦手なのは日本人あるあるかもしれない。
まぁアウラニ内では色んなところで日本人スタッフを見かけたが、もちろん日本語を話せないスタッフの方が圧倒的に多いので、多少は英語を話せた方が安心だろう。
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