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最後のサイン

この恋について 囁くように
星達は煌めいて
ボクの心を分かったように
深い闇夜を照らし続ける
夜が明ける前にはきっと書き終えるでしょう
これがきっと最後のラブレター
叶わない恋 そう思っても尚
キミへの想い募るばかりで
これが最後の革命ならば
まるであの日のお姫様みたいに
捕らわれて首を切られて崇められて
その棺には誰が手を合わせるだろう

泉のように言葉湧くように
鳥達が眠る夜に
昇る太陽が新しいように
ボクはこの愛を繰り返す
何度語っていようとも
同じ色はないでしょう
こんな虹飛び越えてゆけたら
海より深い愛なんてない
そう知っても尚、溺れそうになる
これが最後の哲学ならば
この恋こそが 宇宙の真理
ボクはまるであの詩人が書いたよりも
遥かな詩を書きたくて生きています

これが最後の恋だとしても
それが生まれた意味になるなら

あの日悲しいくらい美しい
キミの瞳にボクは恋をした

この手紙書き終えた頃ボクは死にます
棺にはどうかキミの名を刻んで欲しい

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