覚醒

遠くの空で
キミが星になり輝き瞬く頃
夢から醒めたボクは ねえ
まるで人間じゃなくなっていた
気がつけばこんな場所に
一人きりたどり着いて
失った時間はもう戻らない
過去は癒えない
想像が暴走して
未来さえ創造できない
こんな日がいつまで続くのだろうって
思うほど夢がボクに近づいてくる
こんな夢 破壊して戦わなくちゃ
存在の意義すらも見つけられない
創造と破壊の果て
繰り返す人類の歴史
文明が滅びた時
キミを想う日々もいつか
だけどまだ信じている
ボクたちは愛のカタチだった
飲み込めない現実を吐き出すうちに
いつからか現実に飲み込まれていた
長すぎる夢を見てしまっただけなの
醒めることない夢なんてひとつもない
キミが言った 最高なんて いい日だなんて
消して こんな記憶だなんて思い出なんて
消して ボクはこの夏もまた灰になってく

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