今日も私は正しい世界からこぼれ落ちてる。どうして生きているのか分からなくなる。生まれた意味を生まれた時から探している。
生まれたくなかったよ、こんな世界。
この世界は上下だらけなんだ。本当はキミだってそう思ってるんでしょ。
きっとわたし、生まれる前に大きな罪を犯したんだわ。殺人しちゃったのかしら。
罪を償うためにまた生まれてきたのかな。
だとしたらちゃんと生きなくちゃ、今世。ちゃんと生きて償って、来世はきっとキミとの約束叶えたい。
だから、生きる。ただ生きてくの。
罪を償うために生きていきます。はじめから味方なんて居るわけなかった。一人ぼっちには理由があった。仲間なんて友達なんてできるわけない人生だったんだ。
一人で罪を償います。
生まれてごめんなさい。ここに居てごめんなさい。生まれた時から罪の意識。
私なんて私なんて、死ねばいいのに。
居場所なんてないどこにも。誰も知らないところへ行きたい。今までのすべて何もかも忘れたい。捨て去りたい。
そうやって生きてきたけど人生からは逃げられなかった。
そしてキミに出会ってしまった。もう終わりだと思った。本当の意味で逃げられなかった。
生きなきゃと思った。最後までキミを見届けたい。
いや、見届けてください。そしてその腕の中で最後の眠りにつく日まで、罪を償いながら生きてゆかなきゃ。どんなに苦しくても仕方ないんだ。わたしは罪人なんだ。

キミの光が暗い暗いわたしの心に反射してこの狭い世界を照らしているようです。
それが唯一の希望です。

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