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春宵の夢

春ってなんでこんな眠たいんだろう。
今が春なのかも分からないくらい眠いわ。
こないだの嵐で桜もすっかり散ったかと思ったけど、意外と結構まだ咲いてて、侮ってすみませんでしたって桜に謝ったりした。こんなもんじゃないぜと桜が言う。桜が言うなら、本当なんだろう。どおりで眠たいわけだわあ、とかなんとか適当なことを言っていたいくらいには眠たいわあ。
最近とくに睡眠がへたになって夜もあんまり眠れないしな。わりと早寝をするのだけど。早い時は20時半とか。だけど必ず真夜中に一度は目が覚めちゃうんだよね。そこからまたすぐに寝れる夜はいいんだけど、そうもいかない夜もある。目が覚めたら最後と言わんばかり、夜更かしの神様が降臨する。別名、考えすぎの神様。たまらなく不安になって淋しさに襲われて、涙が溢れてきたり心臓が苦しくなったり、トラウマが蘇ったり。寝れたもんじゃない。何時間も悶える。キミに全部、吐き出す。本当に苦しいやぃ。
なんでこんな苦しい目に合わせるの、ボクが何かしましたか。と言いたいところだが何かをしたという自覚はじゅうぶんあるわけで、懺悔するしかない。生まれてすみませんでした。

キミにも、そんな夜がありますか。
あってくれと願ってしまう、そんなボクをまた神様は叱るのだろうか。どうか勝手にしやがれと蹴飛ばしてください。


幸せとか、不幸せとかどっちだっていいの。
そんなものに縛られたくない。
人間は、もっと自由だ。
何も持たずに生まれてきたボクらは最期の瞬間に、どんな事実を握りしめているっていうの。
だから、できるだけ手を繋いでいよう。キミもそう思わないか。
神様に叱られたって、ボクは神様よりもキミが好きだよ。それは事実です。

寝ぼけたまま書いてるんだ、春宵の空想だと誤解されてもしょうがないかも知れぬ。だけど、キミだけはわかって。キミがボクの夢を叶える、それがボクの夢!今夜はいい夢を見たいの。ただの戯言だと思わないでください。

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