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【学びのメモ】ミラーニューロン

【学びのメモ】では、備忘録のように私が覚えておきたい学びや子育てで感じた事を綴っていきます。

我が家のダイニングには、大人の目につく場所に「ミラーニューロン」と書かれた紙が貼ってあります。

別名「モノマネ神経細胞」と呼ばれる脳機能「ミラーニューロン」。
他人の行動を理解したり、模範によって新しい技能を修得する際に大切な役目を果たしている機能です。

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「子は親を映す鏡」と良く言いますよね。
6歳の娘も、私がニコニコしていると機嫌が良く、心配し過ぎると不安そうな顔をしています。
思い起こせば、0歳児の赤ちゃんの頃からそうでした。ぼ〜っと景色を眺めていて、ふと隣を見ると、同じように娘が口をぽかんと開けていたり。

またこの様な言葉もあります。
「子は親の言うようにはならない。親のしているようになる」
子供は小さければ小さいほど、見本となる人を模範(マネ)しながら新しい事を習得していく。「◯◯をしなさい、◯◯で遊んでね」と言葉で言うのではなく、先ずは親がしてみせる。背中を見せるとも言いますよね。お手本を見た方がずっとずっと分かりやすいし、記憶にも残ります。大人に置き換えても、新しい仕事や趣味の手順を覚える際にお手本は欲しいですよね。

遊びでもお手伝いでも、大好きなお母さんやお父さんが手足を動かす姿を目にする事で子供のミラーニューロンの働きが活性化し、脳の成長発達がより促されるようになるということです。

「ミラーニューロン」メモを貼っているのは、子育てにおいてそれだけ責任がありますよ、口先だけでは人は育てられませんよ、手や体を動かして教えていきましょう〜という自分への意識付けのつもりなんです。

食事の作法、姿勢、家事、身の回りのこと。ご近所の方への挨拶、話し方。みんな、娘が見ているよっ(見ていない時も多々ありますが)という意識付けです。

忘れている事も勿論あります。
そして、メモが視覚に入るので思い出しています。

因みに「見て!」と言うとほぼ見ません笑。
どちらかと言うと目に入っている、という方がしっくりくるかもしれません。見ていなくても視界に入っていれば良いんです。

日常以外でもミラーニューロン発動の機会はたくさんあります。
「ファミリーアート」という臨床美術の講座に娘と参加させて頂いた事が何度かあります。
http://www.artfcshine.space/atelier_shine/familyart/

とても素敵な講座で、「炎」や「手」「大根」など同じテーマの作品に親子で(時には一家で!)各自取り組みます。どんな風に描いても先生方は認めて下さり、最後には親の描いたものにまで先生のコメントを頂けてしまう鑑賞会が!引っ越したので現在はなかなか通えなくなってしまいましたが、記念の作品を眺めるとあの幸せな時間を思い出すことができます。

娘は始めちらちら私の筆使いなどをチェックしていましたが、2回目からは自信たっぷりに大胆に筆を動かしていました。

作品を見ると、「ママも良いの描けたね、楽しかったね〜また絵の具やろうね〜」とニコニコしています。母親の良い精神状態は子供へも良い影響を与えるのだなと実感する事が出来ました。

他にも「親子でコンサート」「親子でお話し会」「親子で運動あそび」「親子で天体観測」など、少し探せば気軽に家族で楽しみながら親の背中を見せられる催しはたくさん見つかります。
今はオンラインでも色々開催されていて便利ですよね。

常に責任が!と気負わずとも、親子で同じ景色を見ながら笑顔で楽しんで過ごせる事が一番だな、と思っています。
その中で子供が自然に色々と身につけていってくれたら嬉しいです。

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