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金継ぎ

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金継ぎについて知りたくて、記事を集めています
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2021年2月の記事一覧

金継ぎで見える景色がある。 -ayako.ceramicsインタビュー

“再発見する陶磁の魅力と素材” このテーマでアクセサリーを作陶しているのは、ayako.ceramicsの小川文子さん。 釉薬の艶や色合いを活かすのが得意だ。 画像:ayako.ceramics 陶芸を始めてからもう15年が経つ。 陶芸の何が彼女を魅了するのか、どうして金継ぎをはじめたのか。 1時間のインスタライブでたっぷりと話を伺った。 ―いい意味で裏切られた、土の感触 そもそも陶芸との出会いは、偶然だった。 美術の学校に進学した小川さんは、専攻を決めるため

サスティナブルなうつわたち|イケてる取り組みやブランドをまとめました!

最近環境問題に関心が高まって調べまくっています。世の中でも「サスティナブル」という言葉が頻繁に聴かれるようになりました。じゃあ食器はどうなのか?食器だって土や木など天然資源が原料です。大量に作り続けてたらいつか枯渇するんじゃないの...?製造販売工程で出る廃棄も気になってます。ファッションなどに比べれば流行りすたりが少なく深刻ではないかもしれませんが、より環境に優しい選択肢があるならそれを知りたい。 そう思って調べてみたところ色々見つけました。サスティナブルな取り組みやブラ

つれづれ金継ぎ日記

金継ぎにハマっている。 夜な夜な、金継ぎの工程について調べては作業する。作業中は無心。なんかそれが気持ちいいんだと思う。 金継ぎの工程というのは、漆を塗ったり金粉をかけたりするだけでなく、けっこう多い。 割れた器の面にサンドペーパーをかけたり 小麦粉と水を混ぜて練ったり(そこに漆を混ぜると接着剤になる。「麦漆」むぎうるし、と言う) 砥の粉と水を混ぜて練ったり(そこに漆を混ぜるとパテになる。「錆漆」さびうるし、と言う) はみ出した麦漆やら錆漆やらをカッターで削ったり