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星占いを信じる理由

占星術というのがある。
歴史や世界情勢なんかを読み解くほか、個人レベルでは生まれた日と時刻、場所から、その時の太陽、月、そして惑星の位置と12星座の関係を特定し、そこからその人の特徴や運勢などが分かる、あの占星術だ。

きちんと読むのはプロがいるくらい難しいけれど、その人それぞれの天体の配置図(ホロスコープ)はネットで簡単に作ることができるし、ざっくりとした意味くらいはネットで調べることもできる。

興味があったのでネットで色々拾って読んでいたら、「土のエレメントが少ない人は、整理整頓が苦手な可能性あり」という下りにぶつかった。
詳しいことは忘れたが、ホロスコープのエレメントとは「火」「地」「風」「水」の四つの元素のことで、12星座がこの4つに分けられるらしい。そして、それぞれのエレメントを司る星座に惑星がいくつあるかによって、その人の性格が分かるらしいのだ。

ふーん、そうなのね、と自分のホロスコープをみると、土、ゼロ。納得。

これで私は占星術を信じることにした。

血液型A型だし、話せば比較的理路整然ロジック派、仕事もまぁまぁ真面目なので、私のような人間は片付けも上手なはずだ、と自分さえも思っていたのに現実はそうではなく、何かが(自分が)間違っている気がしていたのだ。でもなんぁんだ、星のせいじゃん。これは努力しても治らないよ。だって星だもん。次元が大きすぎるよ。

ちなみに、信じているといっても、ホロスコープまで作って調べた自分のその他いろいろのうち、覚えているのはこの整理整頓のことだけ。

そういえば、占いとはちょっと違うが、潜在意識にアプローチするエネルギー・ワークを受けたことがある。その時に言われたのが「あなたの先祖のDNAは『困難や葛藤を乗り越えて進む人生に価値がある』と思っていて、それをあなたも受け継いでいる」というもの。言い換えれば、価値のある人生を生きるために自ら葛藤を選んでいく、というのだ。楽が好きな私にそんなことがあるのか、と思ったが、そのあとに続く言葉に納得。
「例えばあなたの今のご主人との結婚とか。。。」
確かこのセッションは1時間ぐらいあって、そのほかにも色々言われたはずなのだけど、これも正直、この部分しか覚えていない。

自分の「困った」(いえ、結婚は概ね困っていませんけど)部分をくよくよ悩むぐらいなら、別のところに丸投げするのも悪いことではないと思う。ただ、投げる先を他人(結婚生活が大変な原因は旦那だ、とか)にするのは、誰のためにも良いことはあまりない。

その点「星」はちょうどいい。だから私は、星占いを信じるのだ。

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