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【ショートステイ里親のニュース記事紹介】

子どもショートステイという言葉を聞いたことがありますか?(今回は高齢者ではなく、子ども、のです。)

ニュースより抜粋。

シングルマザー里親「今は支える側に」 子ども短期ステイ受け入れ
2020/1/12 6:00 (2020/1/14 11:06 更新)
西日本新聞 社会面 本田 彩子
一時的に養育できなくなった子どもを数日間預かる「短期入所生活援助事業」(子どもショートステイ)の受け皿不足が指摘される中、鍵を握るのは里親の活用だ。
育児疲れなどに悩む親の支え手となり、虐待予防にもつながるとして注目されつつあるが、日本ではなじみのない人も多い。福岡市で登録するショートステイ里親を訪ねた。

記事全体はこちらです。是非ごらんください。↓
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/575056/?fbclid=IwAR2jdPvFcJ5rcXudLlA_3qrE6vX3icpzfpbLLWixL692DA6U2JwWObq-clY

実は、近所deすごし隊の登録者さんにも


「私自身がシングルマザーなので、助けてもらいました。
今度はできることをお返ししたいです。」

と言って登録をしてくださった方がいます。

ショートステイはまだまだ枠が少なく、きっちりと運用されている地域は少ない!!です。(色んな成功事例を導入してほしいと思います。)

本当は、研修をうけた里親さんが、地域で関わっていける家庭はもっと多いはず。

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●私自身がショートステイをよく利用していたからわかること
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ずっとワンオペだった私も、利用者の一人。
板橋区のショートステイ・トワイライトステイ(ただし養護施設に付属するショート用の施設で泊まるものです)をよく利用していました。
プロの先生に見てもらえる安心さはたしかにあります。

2人目出産の時も、出産のタイミングで長男を見てくれる人がいなかったときのために、予約で申し込みをしていることが心の支えでした。
(結局その時は利用しなかったのですが。)

でもそれは偶然、その施設が自転車で行ける範囲だったから。
かつ利用料金の手頃さが現実的でした。

(板橋区は1泊2500円!
23区の中でも最も低価格でした。
ベビーシッターだと1時間でこの値段だと思います。)

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●身近な家庭で受け入れられる子どもたちは、物理的な距離も、精神的な距離も、近いに越したことはないと思う。
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それでもショートステイに泊まりながら、保育園に行くのには
かなり大変でした。(2回ほど諸々の事情で日中は通いなれた保育園に行っていました。)

ベビーシッターさんを別でお願いし、
(行き先も持ち物もこまかく、やり取りした上で)
ショートステイから保育園まで行ってもらう。
タクシーが見つからない日があり、30分近く歩いて移動してもらったこともありました。

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●もしこれが近くの里親さんだったら。
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いつもと同じ保育園に、徒歩10分とかで行けたかも知れないし
なにより私ももっと気軽にHelpの申し込みができたかも知れない。

そしてそれを利用することで、
養護施設などのショートステイの枠を空ける。

⭐そしてこの制度そのものを利用できる人を増やしたい⭐

きっと、何回か泊まりに行った家庭だと、
しんどいときにお願いするのがもう少し楽になるはず!

ショートステイ里親は、もしかしたらあなたの家でもできる応援になるかもしれません。

===以下は本文より抜粋===


大仁さんとコウキちゃんの親との間には子どもの村が「調整役」として入り、両者が直接会うことはなく、ショートステイの利用理由も知らされない。大仁さんは言う。「育児は一人ではできないもの。自分も周りからたくさん支えられて子育てをしてきた分、今は支える側になりたい」

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長本さん自身、高校生の息子を育てるシングルマザー。連日流れる児童虐待のニュースを見て自分の無力さを感じる中、ショートステイ里親を知らせるチラシを見て、里親登録に踏み切った。「裕福な暮らしでなくても、子どもに愛情を注ぐことならできる。自分が子育てする中でやってきたことなら、里親としてもできると思った」と話す。
■導入自治体まだ少数 制度の浸透が課題
 児童福祉施設でショートステイを利用する場合、施設の場所が遠いと送迎する親の負担になり、子どもが学校や幼稚園などに通えなくなる可能性がある。近所に住む里親が預かることで通学・通園もできる。日常の延長線上で利用できる点が里親ショートステイのメリットだ。
 兵庫県明石市が11年から導入、東京都では18年から6市区で里親や保育士などの「協力家庭」で受け入れているが、実施する自治体はまだ少ない。日本は欧米諸国と比べて里親制度が広く浸透しておらず、里親希望者の絶対数が足りていない。福岡市もショートステイ里親は5人にとどまる。

いつも応援ありがとうございます。サポートいただけたお金は、当事者の子どもたちとのご飯代金か、直接子どもたちに手に渡る寄付に回したいと思います。