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週刊:管楽器攻略法

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主に吹奏楽部員にむけて練習方法をまとめています。 毎週火曜更新。
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2021年12月の記事一覧

2021年よく読まれたnoteベスト5

2021年、終演のお時間が迫ってまいりました! このnoteは週1で配信しているので 単純計算で4×12=48記事くらい書いたことになるのですが… もうそんなに書いたのか~とちょっと驚いております(笑) ということで 今回は皆さんが特に多く読んでくださったnoteを アナリティクスの数字的観点から5つほど ご紹介させていただきます! 今回も よく読まれた=皆さんの悩み? という思考回路の元お届けしますね~◎ ■開会のごあいさつえ~、本日は年末のお忙しい中… っと改まっ

出だしを暴発させないためには

音の出だし(立ち上がり)って ドキドキしませんか? 今回は音の出だしと親密な関係である 舌の動きについて一緒に考えていこうと思います。 ■舌を’つく’というけれど…「タンギングを突く」「舌を突く」と言いますが 実際のところどんな動きをしているでしょうか? ・舌の動きを観察してみる 確かに「舌を突いている」ように感じますが よ~く観察すると・・・ おそらく舌が喉側方向に「引いた時」に 「トゥ」と発音されませんか? 実のところ タンギングとは「舌を引く動作」なんじゃない

メロディーをうまく引き継ぐ

メロディーラインがリレーのように次々とバトンタッチされていく。 曲を吹いているとたくさん遭遇しますよね? 今回はこのメロディーを上手に繋いでいくコツを 一緒に考えていこうと思います ■前後の関係者の音をしっかりと聞いてみようずーっと1つの楽器がメロディーを取り続けることは まぁありえません。 必ずと言っていいほど 他の楽器に主旋律はバトンタッチされていくわけですが この時に 自分は大きな塊の1パーツだという意識を持つことが大事です。 ■メロディーが上手に繋がらないよう

広い会場で上手に演奏するコツ

イベントや催しで演奏するときって いつもの練習会場よりも広かったり 残響が長く残ったりと勝手が違いますよね。 今回はそんな広い会場で演奏するときの ちょっとしたコツをご紹介したいと思います。 ■いつもより少しだけ輪郭をはっきりと吹く広い会場で吹くと 大体の場合残響(余韻)が長く残ることが多いと思います。 すごく響くから上手になったような感覚さえありますが 音の輪郭がその分ぼやけるので 速い動きや短い音、小さい音などは もごもごとしてしまいます。 これを軽減するために