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週刊:管楽器攻略法

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主に吹奏楽部員にむけて練習方法をまとめています。 毎週火曜更新。
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2021年6月の記事一覧

自分のイメージと実際の音のギャップを逆算するとよい話。

合奏やレッスン中に 「そんな風に吹いてるつもりはないんだけどな~」 と思っちゃうような注意を受けたことはありませんか? 今回は 自分のイメージと実際の楽器の音とのギャップを認識して 逆算するとイイよ! というお話をしようと思います ■イメージより結果を重視したほうがぶっちゃけうまくいく話 すごく端的に言うと 聞こえている音が狙ったように聞こえていないのなら それはできていない(やっていない)ということ。 たとえば 「自分は出だしピッタリで吹き始めてます!」 といく

あと押しを改善したい人へ

みなさんは 「あと押しにならないように!」 と注意されたことはありませんか? 今回はそんな「あと押し」について 解説していこうと思います。 あと押しって言われたけど何それ? っと思っている方や 分かってるんだけど、どうすればいいの~! と困っている方には参考になるかもしれないので よろしければどうぞ! ■あと押しってどんな音? さて、あと押しと言われる音って どんな風に聞こえているかわかりますか? 音が出てから 「ぅわ~」っと後から膨らむように聞こえている状態を

ダイナミクスをつけるには

コンクールももうすぐそこ! せっかくならカッコよくて迫力のある演奏がしたいですよね~ 迫力のある、かっこいい演奏って ホール全体の空気が振動してるような大きな音から 繊細でガラス細工のような小さな音まで 自由自在に使いこなしている感じがしませんか? 今回はそんな音量差(ダイナミクス)についてのポイントを お伝えしようと思います◎ ■ダイナミクスをつけるとは すごくざっくりいえば音量の高低差をつけようってことです。 音量に差をつけるには 小さい音から大きい音までの

息吸う前の音、雑になってない?

みなさん、曲の途中で絶対息吸いますよね? その時って、息を吸うことで頭がいっぱいになっていませんか? 今回は最近ちょっと気になっている 息を吸う前の音…雑じゃない? ということについて解説していこうと思います ■雑に聴こえるってどんな感じ? 超ざっくりいえば 響きの無い「良い音」と表現しがたい音になっていませんか? ということなのですが。 私がよく気になって聞こえるのはこんなかんじ。 ~雑に聴こえるこんな音~ ・音が短い ・強く乱暴になってる 今までのフレーズ