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春、新入社員との出会い。

私の職場にも初々しい新入社員が4人入社した。


新入社員たちは、売り場を一通り体験するのが恒例。

そんな訳で私たちパートの仕事も体験する。

マネージャーから「新入社員たちに仕事を教えて上げてください。」と直々に頼まれた。

なんて嬉しくありがたいことなんだろう。
私は喜んで引き受けた。


時間は1時間と短かったのだが、ぎゅぎゅっと濃縮して私の仕事を体験してもらった。


一日で色々な売り場の体験をするからといっても1時間は短すぎる。


お客様がお買い物に来てくれた時、欲しいものが無かったり足りなかったりした時にガッカリして欲しくないからひとつでも多く商品を並べているということや、売り場にゴミが落ちていたらすかさず拾うこと、商品の並べ方の事などなど伝えたいことが沢山あったのだが、私の売り場の仕事の手順やゴミの捨て方など最低限のことを教えただけで、時間が足りず熱い気持ちを伝えることは出来なかった。



だけど今年の新入社員たちは去年とは違う!と感じた。

とにかく笑顔。
そして目を見てしっかりお礼を言ってくれた。


去年の新入社員は、「分からないことがあったらなんでも聞いてくださいね」という私の言葉に対して『パートのおばちゃんになんて聞かなくても分かるよ』と言わんばかりのオーラを感じたのだ。
その後、4人入社したうちの1人はいつの間にか退職してしまっていたけれど、やはり第一印象で感じる直感はあながち間違っていない。


今年の新入社員たちはみんな揃って立派に成長して欲しい。
私は陰ながら応援したいと思う。

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