双極性障害の私が司法試験に合格する話(402)からだがうごきだす。

唐突に作家「田中慎弥」にハマる。

友人がインスタグラムで読んでいるとあげていた「孤独論ー逃げよ、生きよ」という本に妙に惹かれてすぐさま購入し読んでみた。

大学受験に失敗し、10数年実家に引きこもって、アルバイトなどもせず、その間、こつこつと小説を書くことだけをやり、芥川賞を受賞し、作家として活躍する著者。

一見、経歴だけを見ると、夢物語のような気もするけれど、「孤独論」を読むと、引きこもりの時の心境などに、私はひどく共感した。

小説家になりたいと強く思っていたわけじゃないけど、なれたらいいな、無理かな、そんな思いを繰り返しながら、毎日机に座り文章を書いていた。らしい。私も毎日そんな感じだ。正直言うと、司法試験に受かるかな?どうかな?こんな努力じゃ無理かな?でも受かりたいな?そんな感じで。決して、強く「司法試験に受かってやる」「弁護士になって弱い人を助ける!」みたいな思いがあるわけじゃない。でも、そんなちいさな思いだけど、それでも、思いがあるのは確かで。そんな今の私を、肯定し、そして、ちょっと厳しく、そうならやるしかないよね、と背中を押してくれる。

さ、今日もやろう。少しだけ。やれること、やるしかないんだよね。


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