双極性障害の私が司法試験に合格する話(396)「死にたい」を因数分解。

久しぶりに、今、「死にたい」って思った。

でも、私はあまのじゃくだ。思っていることと言っていることに、大きな乖離があることを自分でわかっている。「死にたい」=飛び降りて命を絶つ、首を吊る、動脈を切る、というような行動には結びつかないのです。だから、単に、「死なないで!」「生きて!」というような声かけや心配などは必要ありません。「今、そういうフェーズなのね」くらいに思ってもらえればと思います。必ず朝日が昇って沈むように、そんな自然の摂理の中の一部分でしかないこと。少しだけ大人なので。共感力の高い人の気持ちを「死にたい」というパワーワードによって振り回したくないので。少し前置きをしてみました。つまり。私の今の「死にたい」に一番近い例えの感情は、「なんか今日、お尻がかゆいわ」です。

さ。吐き出していく。ポンと浮かんだこの「死にたい」感情をひとまず、全部吐き出して並べて整理する。

今ね、なにも手につかない。頭ではあれやりたい、あれやらなきゃ、あれどうしよう、あれかんがえなきゃ、と浮かぶ。なんか忙しそう。だけど、手が止まってる。なにもできない。頭はこんなに忙しそうに働いてるのに、手が動かない、体が動かないから、生産工場の倉庫がパンクして、生産工場自体が、動かなくなった状態。それで、「死にたい」という気持ちが発生した。つまり、頭の生産工場停止します!という声だったわけだ。

頭で考えたことを手で動かすことができないなら、頭を止めるしかないわけだ。倉庫にたまったものを、なくす必要がある。こんだけたまったら、捨てるのも大変になる。だからこまめなゴミ出し作業が必要なのだが、それが私は下手なんだね。倉庫がそうとう散らかってる。とりあえず。全部捨てようか。でも、捨て方がわからないんですよね。わからないならわからないなりに、やれることは試してみよう。ひとまず、匂うので換気。窓開けてみよう。あとは、ちっちゃく切り刻んでみよう。ごみの種類を分別してみよう。まだ使えそうなものは、捨てるのとは別にしておこう。

やれること、ありますね。またわからなくなるまで、ひとまず、その作業、このあと、やってみます。

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