双極性障害の私が司法試験に合格する話(399)試験勉強から離れて勉強を楽しむ。

楽しんでやることにした。
 
楽しくないことはしないことにした。
 
これ、私の人生のテーマのはずなのに、勉強は別だと思い込んで、楽しくない方法で勉強してしまっていた。
 
自分に問いかけて問いかけてみて、やっぱり、私、勉強好きなの。知らないことを知ることができる。そしてそれを誰かに共有する。その誰かを助けられたら最高。でも、助けるほどまでいかなくても、その誰かが喜んでくれるだけでいい。それが私の喜び。だから、勉強したことを、誰かにアウトプットする必要があると思った。
 
私が司法試験に合格したって、「すごいね」とは言ってくれる人はいるかもしれないけど、私は褒められたいわけじゃない。喜んで欲しいだけ。だから、司法試験合格だけを目指しているのは苦しかった。違うんだもん。本当の私の望みと。

だけど、司法試験に受かった方が、私の好きな法律で、いくらでも楽しく勉強できる法律を使って、人を助ける仕事ができるかもしれないと思う。だから、目指しているだけ。
 
だから。
試験勉強が辛くなったら、好きな法律の本を読む。試験勉強ではない、勉強をする。そしてそこで得た知識で試験の問題を解いてみる。
 
もうこのやり方、多分、受験界では、最悪なやり方だと思う。効率は悪いし、時間かかるし、最悪受からないかもしれない。
 
でも私はそれでいい。
 
私は、司法試験に合格した人になりたいんじゃなくて、私を隅から隅まで生き切りたいだけ。
 
だから、焦らなくていいし、今日やりたくないなら、やらない。読みたい、弁護士さんの本とか、刑事事件の本とか、判例とか、そういうのを読んで楽しくやるの。
 
理想は、好きな法律の本を読んでいたら、試験問題が解けていった→だから楽しい→試験問題もっとやりたい、みたいなループができるといいなと思う。
 
私は、縛られるのが嫌い。なのに、いつも何かに縛られて生きてる。その縄をほどけるのは自分だけ。
 
これを自堕落な生活だという人がいるかもしれない。でもいい。人からなんと言われようと、私が楽しくて気持ちのいいことだけをする。
 
なんか、これを書いているだけで、気分がいい。少し、縄が一本解けた気がした。

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