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自家製いくらと7年の月日

令和の始まりとともにスタートしたはずのnote も、育休明けの仕事復帰や育児の両立…週末はワンオペが多い我が家のライフスタイルの変化を言い訳に、あれよあれよと文字通り書く間を惜しむ日々に。

そんな中、やーっといろいろ自分らしいペース、復職後のいろんな力加減を改めてできつつあるなぁと感じたのが、自家製いくらの仕込み。

わたしは、自他ともに認める仕事をわりとガッツリタイプだけど、プライベートや日常の楽しみもしっかり持ってないとな欲張り人間🙄

とはいえ日常の楽しみってゆうのも大それたものではなく、おいしいごはんを食べたいなとか、季節の行事や風景、旬の味覚を味わったり、身近な美しいものに気づくゆとりが無くなると「あ、今(ココロに)ゆとりがないな」のバロメーターが作動する的なささやかなもの。

7年ほど前(まだ独身の頃)、わたしは転勤で札幌にいた。その頃に、お客様から「道産子は筋子からいくらをつくるのよ」と教わり、仕事後にいそいそとスーパーで筋子を調達し、ひとりせっせと仕込んではニヤニヤと数日間楽しんで飽き足らず、実家に瓶詰めを冷凍したり。東京に来てからも秋の食卓を彩りつつ、毎度ネットで調べながらもレシピは落ち着かず。

そんなちょっぴり想い出ごはんないくらの醤油漬けを、今年は谷尻直子さんの「HITOTEMAのひとてま」のレシピにて久々に手作り。ひと手間なコツと甘めの調味がとってもホッコリし、今後もつくりたいレシピに。

日曜日に仕込んだおかげで月曜日から帰宅後の楽しみのひとつになったのも、嬉しい産物♡

筋子をほぐしながら、7年前の札幌でのキッチンを思い出した秋のはじまり。




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