2年振りに連絡したら、身体の関係を持ちかけられた話 -後編-

続き

2年振りにその(好きな)人に連絡を取った。

連絡を取ったというより、インスタをフォローした。

しばらくして、DMが来た。

「NANA?」
「うん」
「なんでフォローしてきたの?」
「なんとなく」

「話したかったから」とは言わなかった。
正直、二年も好きでいたが、とうに叶わない恋なのは明白であり、
友達として切り替えるために連絡を取ったという感じである。

すると、またその人から連絡が来た。

「今から会えない?」

・・・???


予想外すぎる展開。


嬉しいより、驚きが勝った。

思わず、
「え、なんで?」
と送った。

すると、

「したい」

この一言だけ返ってきた。

一瞬、言われた言葉の意味が分からなかった。

けれどすぐに察しがついた。

「しないよ」
と送った。

「えーなんで?お願いだから」
「しない。この二年で恋人できてないの?」
「いないよ。いたらこんなクズなことしない。」
「クズじゃないなら、付き合ってもないやつ誘うなよ。」
「筋通ってるけど、3代欲求には勝てない(笑)」

誰か一緒にこいつシバきに行きましょ。


ちなみに、このウチと付き合う気は全く無いらしい。

そのあと、自分は、
「普通に会おうよ」
と送った。

すると、
「それはできない。」
「○○(そいつの名前)に会いたいなら、するしかない。」
と。
※こいつ、自分の名前が一人称の人です。

はっきり言った。はっきり言われた。

自分はカラダだけ求められてる。

自覚させられた。

自分は『女』であり、『女』としてアイツから
『カラダのみ』を求められている。

そう思った瞬間、吐きそうだった。

結局、自分は
「しないし、会わない。」
と送った。

その後、何度も
「したい」
「NANAじゃなきゃやだ」
「しよ」
「俺だって愛されたい」
だの色々と言われた。

「しつこい」
と送ったら、

「しょうがないじゃん。○○(その人の名前)は、自分のしたいことが叶わないと気が済まないんですー。」

と言われた。

呆れるを通り越して。無の境地。

フォロー外した。

忘れるのが一番だと思うが、一回アイツをシバきにいかないと気が済まない自分もいる。

もう二度と会わないし、連絡もしない。
ただただ胸糞悪くなって終わった。


高校の頃、2回恋愛をし、それぞれ別の人を好きになったが、
最も『青春』となるはずだった高校の恋愛は、

高1から高2の中盤にかけて、
①「彼女持ちの三角関係のライバルに負けた」て終わったのと、
1週間前くらいに、
②「2年振りに連絡したらクズにカラダ関係を持ちかけられた」
ズタボロになって幕を閉じた。

ちなみに、①に関しては以下の記事にしています。






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