【学習塾経営】学生講師の指導を一定以上にするために、毎月の教室長が関わり成績アップを実現する方法
こんにちは！
アクシビジョンの朝倉です。
学生講師の授業の質を担保するのって難しいですよね。私も学生講師に任せっきりにしてしまい、そんなはずじゃなかったと思うことは多々あります。
講師も生徒も問題に感じてないけど、プロコーチからするとそれはNGみたいなことって多くないですか？それを解決するためにどうするかは色々考えていました。今日はそんなことを書きたいと思います。
ということで、本日は「学生講師の指導を一定以上にするために、毎月の教室長が関わり成績アップを実現する方法」というテーマで書きたいと思います。
この記事を読むと、学生講師の指導の質のバラツキが気になるということがなくなりますし、成績アップ率が飛躍的に上がるかと思いますのでぜひ最後まで読んでみてください！
やるべきことはたった１つ「月間戦略会議」です！
月間戦略会議とは何かという話からですが、これはうちの塾のアクシブアカデミーで取り入れている会議なのですが、社員のプロコーチ、学生講師、生徒の3人で月１回会議をするという時間を設けています。
そうすることで１ヶ月のやるべきことが明確になり、指導のバラツキがなくなりますし、生徒を褒める機会もできますので、生徒が非常に前向きになってきます。
また、コーチがやってほしいと思っていることを講師にも生徒にも伝えることで、講師と生徒が一緒になって決めた目標に向かって努力してくれるというのが非常に良い形となっています。
講師や生徒が目標を決めたり、勉強方法を決めるからバラツキが出るので、それをコーチが行うことでバラツキもなくなり、成績アップ率も高まっていくという感じになります。
それでは、どんなことをしているかを詳しく書きます。
月間戦略会議でやるべきこと
①前月の振り返り
前月のよかったこと、できたことなどをコーチと共有します。目標とした勉強時間が達成できた、参考書の進捗が達成できたなど前の月のよかったところを中心に振り返ります。よかったことを振り返ることって意外としないので、生徒としてはうれしい瞬間です。
②伸びしろポイントを認識する
改善できる点を伸びしろポイントとして3者で認識します。生徒ももうちょっとこれはできたとか、ここを変えればもっとよかったみたいなことは確実にあります。それを今月の伸びしろだね！と改善点というマイナスのイメージではなく、前向きな言葉で今月頑張ろうと生徒に伝えることでさらに前向きに勉強に取り組んでもらえます！
③年間計画の確認
アクシブアカデミーでは年間カリキュラムを全員細かく立ているので、その確認を行います。順調に進んでいるのか、遅れているのかなどを確認して、今月やるべきことを明確にしていきます。カリキュラムがあるからこそ、生徒も講師も迷わずに勉強を進めていけます。
④参考書の到達点を決める
生徒は毎月何冊か参考書を進めていますので、その参考書それぞれの到達点を明確にしていきます。
例えば、英単語ターゲット１９００ですと、今月で１５００までは一語一義覚えるという目標で、毎日１時間は単語の勉強に費やす。
ということを年間計画で示されているので、それを今一度確認して、どうやって覚えられるかをプロコーチが指示していきます。
また、参考書ごとの優先順位も明確にして、もし、時間がなかったりで全ての参考書の目標が到達できそうにないということであれば、何を優先的に終わらせるかなどもこの月間戦略会議で確認しています。
⑤１ヶ月の学校行事などを確認
カレンダーをもとに、今月の学校行実やテスト、模試などを把握しその前にやるべきことをコーチ目線で伝えていきます。
また、祝日などがあるとこのタイミングで何をするなども細かく指示をすることが大切です。毎週計画を立てていたとしても、祝日を意識していないと、せっかく1日12時間勉強できる日でも、予定としては5時間しか入っていないみたいなこともあるので、祝日や短縮授業などの情報もしっかり把握して、生徒のスケジュールを確認しておくことが大切です。
まとめ
月間戦略会議でやるべき最低限のことは上記の通りです。もし、学生講師の指導の質にバラツキがあるなーと感じている場合は月１回程度このような会議を設けておくことをお勧めします。
1:2や1:3の授業をやっている塾さんにはやりにくい制度かもしれませんが、1:1だからこそ、授業の中でこのような戦略を考えるという時間を取れていい感じだなと私は思っています。
1:1はそれだけで差別化にはなりますが、高いという印象ももたれてしまいます。
だからこそ、高い理由があるとしっかり伝えられるように、ただの授業をしているだけでなく、プロコーチが指導の指示をしてると伝えることが大事かと思っています。
月間戦略会議をやってみたいと考える方はぜひ、実施してみてください！何か質問があれば、Twitterから連絡いただければと思います！
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