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【資金調達のご報告】アクセルスペース、約62.4億円の資金調達(シリーズDラウンド)を完了。小型衛星活用の社会実装に向け成長を加速

株式会社アクセルスペースホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:中村友哉)は、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合をリードインベスターとし、その他投資家を引受先に、約62.4億円の第三者割当増資によるシリーズDラウンドの資金調達を実施しました。これにより累計のエクイティ調達額は約143億円となります。

今回の資金調達を受けて、弊社の100%子会社である株式会社アクセルスペースでは現在5機運用している自社の小型衛星コンステレーションの機数増強による地球観測サービスの強化、さらに、政府や民間事業者に向けた小型衛星開発・運用サービスの本格化、光データ中継衛星コンステレーションの構築などを通じて、より多様なニーズに応えられるソリューションを提供してまいります。

シリーズD投資家一覧

  • 株式会社三井住友銀行/SMBC ベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社/グローバル・ブレイン株式会社
    (SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合)

  • 三井不動産株式会社/グローバル・ブレイン株式会社
    (31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業)

  • ヤマトホールディングス株式会社/グローバル・ブレイン株式会社
    (YMT-GB 投資事業有限責任組合)

  • エプソンクロスインベストメント株式会社/グローバル・ブレイン株式会社
    (EP-GB 投資事業有限責任組合)

  • 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
    (KII3号インパクト投資事業有限責任組合)

  • 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
    (TUSIC 投資事業有限責任組合)

  • 株式会社南都銀行/南都キャピタルパートナーズ株式会社
    (ナントCVC3号あけぼの投資事業有限責任組合)

  • パーソルベンチャーパートナーズ合同会社
    (雇用創造ファンド)

  • 西武信用金庫/西武しんきんキャピタル株式会社
    (西武しんきんキャピタル企業投資3号投資事業有限責任組合)

アクセルスペースは、2008年の創業以来15年にわたり、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術実証衛星を含む合計9機の小型人工衛星を開発し、実績を積み重ねてまいりました。現在は、2015年から取り組む独自の地球観測サービスであるAxelGlobe事業に加え、2022年に発表したAxelLiner事業の一環として、小型衛星の机上検討から設計製造、打ち上げ、軌道上運用までをワンストップで提供する革新的なサービスの実現に向けた研究開発を進めており、2024年にはその実証衛星の打ち上げも予定しています。
弊社はこれからも、弊社のビジョンである“Space within Your Reach 〜宇宙を普通の場所に〜”の実現を目指し、小型衛星活用の社会実装に向けて取り組んでまいります。 

今回の調達を受けて、代表取締役の中村友哉は次のように述べています。
「このような厳しい市場環境の中でも弊社事業の今後の成長を信じ、出資のご決断をいただいた投資家のみなさまに感謝いたします。弊社は今年8月、設立から15周年を迎えました。簡単な道のりではありませんでしたが、多くの方からご支援をいただき、着実に実績を積み重ね、事業構造を進化させてまいりました。今回の資金調達により、AxelGlobe、AxelLiner両事業の事業基盤をより強固にし、小型衛星に関するトータルソリューションを提供するリーディングプレイヤーとしての地位を確実なものとしていきたいと考えています。」

投資家からのコメント

SMBCベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社 代表取締役 高橋 潤様
「我が国の新たな成長エンジンとなり得る宇宙産業を、黎明期から切り拓かれたご実績と、これからの衛星製造・データサービスプロバイダーとしてのグローバルなご活躍を期待し、今回出資を決定させていただきました。」

三井不動産株式会社 執行役員 ベンチャー共創事業部長 金谷 篤実様
「三井不動産は日本橋エリアにて宇宙産業発展に向けたビジネス拠点整備やエコシステム構築を実施しています。アクセルスペース社が宇宙産業の次世代インフラを実現されていくことに期待し、今回の出資を決定させていただきました。」

ヤマトホールディングス株式会社 専務執行役員 牧浦 真司様
「アクセルスペースの小型人工衛星により、産業・社会による宇宙利用の促進が期待されます。ヤマトグループとしても宇宙産業に関わるサプライチェーンの知見を深め、新たなビジネスの可能性を探索していきます。」

エプソンクロスインベストメント株式会社 COO 宇都宮 純夫様
「一大基幹産業へと移行しつつある宇宙産業において、民間衛星製造企業として確かな実績を有し、高頻度地球観測ソリューション事業を手掛けるアクセルスペースは、小型衛星活用の社会実装を推進する革新的リーダー企業です。エプソンは、アクセルスペース社への支援を通じて、省・小・精から社会に価値を生み出す活動を進めて参ります。」

グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本 安彦様
「これまでの確かな実績と顧客からの信頼をベースに、アクセルスペースの小型衛星活用の社会実装がいよいよ本格化してきました。小型衛星のパイオニア企業として、日本発のグローバルユニコーン企業となり、次なるステージを目指していただくことを期待し、今回出資をさせていただきました。」

株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ シニアアソシエイト 友野 直人様
「小型衛星のパイオニアであるアクセルスペースが提供する、衛星製造技術と地球観測サービスは社会経済システムの変革・地球環境保護に貢献できると期待しております。地球上の社会経済的課題解決に大きく貢献し得るアクセルスペースを全力でサポートしてまいります。」

東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
共同創業者/代表取締役マネージング・パートナー 片寄 裕市様
共同創業者/代表取締役マネージング・パートナー 高田 久徳様

「東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社(TUSIC投資事業有限責任組合)は、先進的技術の開発及びサービスを提供する企業への投資・支援活動を通じて、社会の健全な発展に寄与することを目的としています。アクセルスペースが展開する⼩型衛星の開発・量産・運⽤のプラットフォームは、衛星技術の革新とビジネス利用の進歩を担っており、宇宙ビジネスのパイオニアとして更なる成長を期待しています。資金面の支援だけでなく、東京理科大学グループとの産学連携、共同研究を推進することにより、新たな衛星関連ビジネスの創出や技術開発の支援をしてまいります。」


会社概要

株式会社アクセルスペースホールディングス/株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町三丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表者:代表取締役 中村 友哉(なかむら ゆうや)
主な事業内容:小型衛星による地球観測事業、小型衛星等を活用したソリューションの提案、小型衛星及び関連コンポーネントの設計及び製造、小型衛星の打ち上げアレンジメント及び運用支援・受託
URL:https://www.axelspace.com/ja/
AxelGlobe:https://www.axelglobe.com/ja/
AxelLiner:https://www.axelspace.com/ja/solution/

報道関係のお問い合わせ

株式会社アクセルスペースホールディングス
コミュニケーション推進本部 PRユニット
Email: pr@axelspace.com

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