2006年2月14日の日記
前回は恐怖の八幡編でしたが、その後日談。怖すぎて2度と行くまいと思っていた八幡ですが、1年後に再度行く事になりました。
今回は回帰クラブ部員以外の参加があり、10人くらいの大人数で乗り込みました。(ミクシにも一緒に行った人いますね。)
しかもこの日は私たちが尊敬する、霊感のある男も来てくれました。
2回目だったし人数が多かったおかげで、そこまでビビることなく廃墟までたどり着いたのですが、問題はその後です。今回は廃墟(といってもほぼ外壁のみですが)の中に入ってみようということになり、それぞれ中を探索しました。中はサバゲーの跡が残ってて、大人数ならそんなに怖いことなかったです。私も内部写真とか撮りまくっていました。
しかし、そのうちに突然の頭痛が私を襲ったのです。めまいと胸焼けもしました。その時は本当にしんどくて、実は下山するのとか結構必死でした。でも何とか車まで戻り、車内で少し休むと回復しました。よかった。
何とか頭痛が治ったので、再出発。一応心霊スポットの将軍塚で夜景を楽しんだ後、おなじみ清滝トンネルへ。この日の清滝は何と!真夜中に工事中でトンネル閉鎖という激レアなシチュエーションでした。トンネル越えた山道にある、例のカーブミラーの真下に交通整理?のおっさんが立ってたのが怖かったです。またなんであんな所に・・・あれほんまに生きてる人やったんかなぁ・・・。こんな感じでこの日の活動は終了しました。
今考えても、やはり八幡での頭痛は偶然ではなく、ちょっと呪われてたんじゃないかと思います。私は霊感というか霊を視る能力はないけど、当時はよく心霊スポットと呼ばれるところに行っていたので、少なからず良くない影響を受けていたのではないでしょうか。この少し前から変な写真が撮れるようになってたし・・・。心霊スポットとか行き過ぎるのは良くないって事を身をもって知りました。宜保さんもそう言ってた。この日一緒に来てくれた霊感の強い子も以前から「心霊スポットは行ってみたい気はあるけど実際怖いから行けない」とよく言ってました。やっぱりその子の言う事が正しいと思う。そういう理由で今はもう行きません。(もう大体行ったしね・・・)こうして回帰クラブはしばらくして、活動を休止してしまうのです・・・。
でも当時はめちゃんこ楽しかったんです。今も良い思い出です。おしまい。
たぶん次回は回帰クラブ番外編「修道院村編」です。
*写真はこのとき撮ったものです。将軍塚のはオーブが写ってる。八幡のんは変なもやが写ってる・・・
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2020年の感想と注釈:
前回の野戦病院再訪編。前回の探索がいかに怖かったかを写真を見せて、仲間に力説して回っていた結果、夜の飲み会のノリで「自分も行きたい」という人が多数でて決行した。確か冬で、夜中とても寒かったのを覚えている。写真は「変なもやが映ってる」ほう。
ここに出てくる「霊感のある男」が一緒に来てくれるレアシチュエーションに部員は心躍っていた。日記にあるように前回なんであんなに怖かったのか、と拍子抜けするくらいに視覚的にはビビりはしなかったが、日記に書いてない事で覚えているのは、登るにつれて甘い匂いが漂っていて、その匂いにやられて気分が悪くなったということ。未だにあの匂いはなんだったのか、他の人は感じていなかったのが不思議ではある。
下山後、運転手役だった私が少し車で休みたいと横になっていると、霊感のある男が「代わりに運転してあげたいけど、正直この大きな車を運転する自信ないわ」と心配してくれた。他のメンバーも皆飲酒していたので、私が運転するしかなかったのだが、運よく体調は10分ほどで回復し、元気に次の二か所を巡ったのであった。しかしその後は日記にある通り、思う所があり、心霊スポット探索をすることはなくなった。
ちなみに、最後にある「修道院村編」は遂にmixiに投稿されることはなかったが、京都市の北部山奥にある修道院村と言われていた場所(確か村上春樹のノルウェイの森のモデルになったらしいサナトリウム?)を訪れた時の話である。当時は携帯の電波が届ない場所にあり、夕闇時に着いたその場所は心霊スポットという感じではなかったけど(そもそも心霊スポットではないので番外編だった)、Jホラー的な独特の雰囲気があった。白い犬二匹が遠くから追いかけて来るのが見えて、その薄暗さとシチュエーション的にバイオハザードみたいな感じがして、逃げて帰ったのを覚えている。メンバー一人がダイソーで買ったやたらでかい数珠を身体に巻いて、格闘ゲームのキャラクターみたいになっていた。修道院という名前の所は他にも数か所行って、六甲山(甲山だったかも)のシトー会の修道院にクッキーとジャムを買いに行った。
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