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【Gwent 振り返り】シーズン・ウルフ

振り返り記事。

使用リストについては文中にリンクを貼ります。

勢力(逆有力順)

スコイア=テル

《ミルヴァ》の弱体化調整は致命的で、かつ【ハンドバフ】が有力ではなさそうとなった時点で4勢力候補から外しました。
もともと絶対的存在でもなかったのに最有力だったアーキタイプが潰されてしまっては、勢力としてどうしようもありません。STOP スコイア虐め

致命傷

なお、限られたプレイヤーがゲリラ戦術で勝っていたようなのですが、常人が使う勢力ではなかったのは確かだと思います。

モンスター

モンスターについては最初 Mya-Mon式【吸血鬼集会】(リスト)を使っていました。
しかし、《ミルヴァ》の軛から解き放たれ環境の一角を占めることになった【魔術師】に対して勝てないという結論に行き着き、このシーズンに使うのは無理だと考え使用勢力から外しました。

一方で、このシーズンにおいても【吸血鬼】を使い好成績を残した最上位プレイヤーもおり、研究・プレイングが確かなら引き続き有力な選択肢だったようです。

北方諸国

意見はわかれそうですが、「強いが勝ちにくい」勢力だったのではないかと考えています。

このシーズンは、デッキタイプ面では原則【魔術師】一択でした。(なお、バリエーション面では幅がありました)
そして【魔術師】が非常に強力なのは疑いないですが、対策がわかりやすいという性質があります。これはトップメタたる【ジャックポットミッドレンジ】が本質的に対策するのが困難なのと対照的で、これにより特にシーズン終盤に【海賊】があふれたり、【ジャックポットミッドレンジ】はコントロール能力ましましなバリエーション(《フィリパ》採用など)が支配的になったりと、魔術師を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっていました。

《イストレッド》の採用により、一貫性が高まったのは今シーズンの特徴

自分はMya-Mon式【激情魔術師】からブロンズ1枚変更したもの(リスト)を使ってピークヒットしましたが、その時期は中盤であり、その後はピーク付近維持もままならず、終盤は諦めていました。

シーズンを通して使うには、優れた研究・プレイングが必要な勢力だったと思います。

スケリッジ

スケリッジは、デッキパワーが非常に高い「キノコ」(【戦いの熱狂シナリオ松露亭】)を擁しています。
ただ、キノコは相性面(特に対【魔術師】)やプレイングでの誤魔化し(2Rブリーディングへの脆弱性)という隙があり、それを飲み込めない場合には【猛攻撃海賊】・【栄光戦士】・【雨】といったデッキが選択肢も挙がってきます。
というわけで採用デッキが各プレイヤーの嗜好でわかれる勢力でしたが、シーズン終盤にもっともシェアを獲得していたのは【猛攻撃海賊】だったと感じます。

自分はモンスターを使わないと決めた時点でスケリッジに焦点を移したのですが、勝ちきれずデッキを転々とする状況がシーズン終了前日まで続いていました。
途方に暮れるなか配信で放浪者松露亭採用型の海賊を目にし、それを参考に組んでみた(リスト)ところ、最後にMMRを盛ることができました(※参考元では《熱波》の枠は《ジュノー》)。この型に関しては《放浪者》と《松露亭》の自陣点が頼もしく、リアクティブに寄った他の海賊より自分はかなり使いやすく感じました。

ニルフガード

ニルフガードは、【懐柔同化】に弱体化調整がなかったことから引き続きその立ち位置が維持され、【ハイパーシン】が調整バフを受け取りメタ的に悪くない位置を占めていたことでそれに続くという感じでした。
また、他にも【リエンスクロッガー】や【監禁同化】といったデッキも使われていました。
つまりは特定のデッキに偏重することなく勢力全体として相変わらず有力だったということです。

自分は、昨期のMya-Mon式【ペテン師ダブルマドック】をベースに《人形遣い》を採用したもの(リスト)をシーズンを通して使用していました。
MMR2600あたりまでは勝率も高く維持でき、特定の期間はメタブレークしていたと振り返れます。
ただ、相手が強くなることで一番強い展開を採らせてもらえることがまずなくなったり、環境が変わって相性有利を取れるデッキが激減(特にキノコ)したり、対戦を重ねたことでペテン師が見えた時点で見せていない《人形遣い》ケアを含む数々の激痛プレイを受けることになったりと、終盤においてはメタ読みと奇襲で勝っていたというハリボテがブレークしてしまっていました。

シンジケート

押しも押されもせぬTier1勢力

MMRをわずかでも気にしてグウェントをやる場合、使わない選択肢はない勢力だったと思います。

「ナーフ」

自分は、懸賞金なども試しましたが、大部分の期間はミッドレンジを使用しました。(ピーク時のリスト:※ Mya-Monさんの配信使用リスト)。

まとめ

北方を除いて各勢力使用を検討できるデッキタイプが2~4程度あり、北方についてはデッキタイプはひとつながらバリエーションは色々検討でき、シンジケートが勢力として抜けていたと思われるもそれしか勝てないということはまったくなく、【飢えアラキスクィーン集会】のようなハメデッキが話題を集めるも競争環境でシェアを得ることはなく、楽しくカードゲームできたシーズンでした。

それじゃ、今シーズンもグウェントでもやらない?


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